第二種衛生管理者
衛生管理者「労働衛生」の頻出ポイント|数値と分類を一気に整理
公開 2026-08-02
労働衛生(有害業務以外)は、温熱・換気・食中毒・救急処置・統計と範囲が広い科目です。出題されやすい数値と分類を、テーマ別にまとめました。
温熱環境:4要素と指標の区別
- ・温熱の4要素=気温・湿度・気流・ふく射(放射)熱。気圧は含まれない。
- ・実効温度(感覚温度)=気温・湿度・気流の3つ。ふく射熱は含まない。
- ・WBGT(暑さ指数)=気温・湿度・ふく射熱。作業強度が大きいほど基準値は小さくなる。
- ・不快指数=乾球温度と湿球温度から算出。
- ・至適温度は作業強度が強いほど低くなる。
換気:3つの数値だけ押さえる
室内の二酸化炭素の基準は0.1%(1,000ppm)、外気は約0.03〜0.04%、人の呼気中は約4%。この3つで必要換気量が計算できます。換気回数は「必要換気量÷気積」で、在室人数が増えれば必要換気量も増えます。
食中毒:感染型と毒素型の仕分け
- ・感染型=サルモネラ菌(鶏卵)、腸炎ビブリオ(海産魚介・好塩菌)、カンピロバクター(鶏肉・少量で感染)。
- ・毒素型=黄色ブドウ球菌(エンテロトキシン・耐熱性・化膿巣)、ボツリヌス菌(神経毒・嫌気性・缶詰)。
- ・ウェルシュ菌=耐熱性の芽胞。カレー等の大量調理・作り置きで発生。
- ・ノロウイルス=冬季・少量で経口感染・85〜90℃で90秒以上の加熱。
- ・ヒスタミン=加熱では分解されない。
- ・腸管出血性大腸菌(O-157等)=ベロ毒素。菌自体は熱に弱い。
救急処置:数字は3つ
胸骨圧迫は深さ約5cm(6cmを超えない)、テンポ100〜120回/分、人工呼吸との比は30対2。この3つが繰り返し問われます。あわせて、全血液量の約3分の1を急速に失うと生命に危険、直接圧迫法が止血の基本、という2点も定番です。
統計:用語の意味を取り違えない
- ・有所見率=ある時点の割合(静態データ)。発生率=一定期間に新たに発生(動態データ)。
- ・スクリーニングレベルを低くすると、偽陽性率は高く・偽陰性率は低くなる。
- ・相関関係があっても因果関係があるとは限らない。
- ・生体データは必ずしも正規分布に従わない。
作業管理まわりの数値
情報機器作業は一連続作業1時間以内・作業休止10〜15分、書類上とキーボード上の照度300ルクス以上。腰痛予防は満18歳以上男性で体重のおおむね40%以下、腰痛健診は配置前と6か月以内ごと。事務室の照度は一般的な事務作業300ルクス以上です。
第二種衛生管理者 の分野別一問一答
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