問1温熱環境を評価する「温熱の4要素」に含まれないものはどれか。
- a気温
- b湿度
- c気圧
- d気流
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正解:c. 気圧
温熱の4要素は、気温・湿度・気流・ふく射(放射)熱の4つ。気圧は含まれない。これらを総合した指標として実効温度やWBGT(暑さ指数)がある。
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問2暑熱環境における熱中症リスクの評価に用いられる指標はどれか。
- aBMI
- bWBGT(暑さ指数)
- c一酸化炭素濃度
- d照度
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正解:b. WBGT(暑さ指数)
WBGT(湿球黒球温度)は、気温・湿度・ふく射熱を組み合わせた暑さ指数で、熱中症予防の指標として用いられる。値が高いほどリスクが大きく、WBGT基準値は作業強度が大きいほど小さい値となる。
この問題のページ:暑熱環境における熱中症リスクの評価に用いられる指標 →
問3実効温度(感覚温度)を求めるために用いる要素の組合せとして、正しいものはどれか。
- a気温・湿度・気流
- b気温・湿度・ふく射熱
- c気温・気流・ふく射熱
- d湿度・気流・ふく射熱
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正解:a. 気温・湿度・気流
実効温度(感覚温度)は、気温・湿度・気流の3要素の総合効果を、無風・湿度100%の状態の気温に置き換えて表した指標で、ふく射熱は考慮されていない。ふく射熱を加味したものが修正実効温度。
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問4相対湿度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a空気中の水蒸気量を絶対量(g)で表したものである
- b乾球温度と黒球温度から求める
- c空気中の水蒸気分圧と、その温度における飽和水蒸気圧との比を百分率で示したものである
- d気温が変化しても値は変わらない
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正解:c. 空気中の水蒸気分圧と、その温度における飽和水蒸気圧との比を百分率で示したものである
相対湿度は、空気中の水蒸気分圧とその温度における飽和水蒸気圧との比を百分率で表したもの。乾球温度と湿球温度を測定して求める。同じ水蒸気量でも気温が上がれば相対湿度は下がる。
この問題のページ:相対湿度に関する次の記述のうち →
問5至適温度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a作業強度が強くなるほど高くなる
- b作業強度が強くなるほど低くなる
- c作業強度とは無関係で常に一定である
- d季節によって変わることはない
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正解:b. 作業強度が強くなるほど低くなる
至適温度は、暑からず寒からずで作業能率が最もよい温度域。作業強度が強いほど、また作業時間が長いほど低くなる。年齢や性別、季節・被服などによっても異なり、個人差がある。
この問題のページ:至適温度に関する次の記述のうち →
問6事務室の必要換気量を算出する際に、室内空気の汚れの指標として用いられるのはどれか。
- a酸素濃度
- b窒素濃度
- cアルゴン濃度
- d二酸化炭素濃度
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正解:d. 二酸化炭素濃度
在室者の呼気で増える二酸化炭素(CO2)濃度を汚染指標として必要換気量を求める。事務所衛生基準では、空気調和設備等により調整する場合の室内CO2濃度を0.1%(1,000ppm)以下に保つこととされている。
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問7必要換気量の計算に用いる数値として、一般に用いられる外気の二酸化炭素濃度はおよそどれか。
- a0.5%
- b0.1%
- c0.03〜0.04%
- d4%
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正解:c. 0.03〜0.04%
外気の二酸化炭素濃度は約0.03〜0.04%(300〜400ppm)。室内基準は0.1%(1,000ppm)、人の呼気中の二酸化炭素濃度は約4%とされ、これらの数値を用いて必要換気量を算出する。
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問8換気回数に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a換気回数が多いほど室内の空気は汚れる
- b気積を必要換気量で割って求める
- c在室人数を気積で割って求める
- d必要換気量を気積で割って求める
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正解:d. 必要換気量を気積で割って求める
換気回数は、1時間当たりの必要換気量を室の気積で割って求める(単位は回/h)。同じ気積なら在室人数が多いほど必要換気量が増え、換気回数も多く必要になる。
この問題のページ:換気回数に関する次の記述のうち →
問9照明に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- a局部照明だけで作業するのが最も目に良い
- b光源が作業者の視野に直接入るように配置するとよい
- c全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明の照度は局部照明の10分の1以上が望ましい
- d作業面に濃い影ができるように前方から照らすとよい
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正解:c. 全般照明と局部照明を併用する場合、全般照明の照度は局部照明の10分の1以上が望ましい
局部照明だけでは周囲との明暗差が大きく目が疲れるため、全般照明を併用する。全般照明の照度はおおむね局部照明の10分の1以上が望ましい。強い影やグレア(まぶしさ)は避ける。
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問10前方から明かりを取るとき、まぶしさ(グレア)を防ぐために、光源と眼を結ぶ線と視線とがなす角度はおおむね何度以上とすることが望ましいか。
- a10度以上
- b20度以上
- c30度以上
- d60度以上
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正解:c. 30度以上
前方から明かりを取る場合、光源と眼を結ぶ線と視線とがなす角度はおおむね30度以上とすることが望ましい。角度が小さいと光源が視野に入りグレアの原因となる。
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問11照度の単位であるルクス(lx)の説明として、正しいものはどれか。
- a1カンデラの光源から1m離れた所で、光に直角な面が受ける明るさ
- b光源そのものの明るさを表す単位
- c面から反射する光の量を表す単位
- d光源から出る光の総量を表す単位
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正解:a. 1カンデラの光源から1m離れた所で、光に直角な面が受ける明るさ
1ルクスは、1カンデラの光源から1m離れた所で、その光に直角な面が受ける明るさをいう。カンデラは光源の光度、ルーメンは光束の単位で、区別して覚える。
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問12室内の彩色に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- a目より上の壁や天井は濃い色にするとよい
- b目の高さ以下は明度の高い派手な色にするとよい
- c目の高さ以下は落ち着いた色、目より上方は照明効果を上げるため明るい色にするとよい
- d彩色は作業能率や疲労とは関係がない
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正解:c. 目の高さ以下は落ち着いた色、目より上方は照明効果を上げるため明るい色にするとよい
目の高さ以下は、まぶしさを防ぎ落ち着いた作業ができるよう濁色(落ち着いた色)とし、目より上方の壁や天井は光の反射による照明効果を高めるため明るい色にするのがよいとされる。
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問13細菌性食中毒のうち、食品中で増殖した細菌が産生する毒素によって起こる「毒素型」に分類されるものはどれか。
- aサルモネラ菌
- b腸炎ビブリオ
- cカンピロバクター
- d黄色ブドウ球菌
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正解:d. 黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌やボツリヌス菌は毒素型(食品中で産生された毒素が原因)。サルモネラ菌・腸炎ビブリオ・カンピロバクターは感染型(菌そのものの感染・増殖が原因)に分類される。
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問14黄色ブドウ球菌による食中毒の特徴として、正しいものはどれか。
- a産生される毒素(エンテロトキシン)は熱に強く、加熱調理では防ぎにくい
- b毒素は加熱により容易に分解されるので、加熱すれば安全である
- c潜伏期間は2〜3日と長い
- d主に生の魚介類が原因となる
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正解:a. 産生される毒素(エンテロトキシン)は熱に強く、加熱調理では防ぎにくい
黄色ブドウ球菌が産生するエンテロトキシンは耐熱性が高く、通常の加熱調理では分解されない。手指の化膿巣などから食品を汚染するため、手指に傷のある人は調理を避けることが重要。潜伏期間は3時間前後と短い。
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問15ボツリヌス菌による食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a症状は軽い下痢のみである
- b神経毒を産生し、致命率が高い
- c好気性の菌で、空気に触れる食品で増殖する
- d毒素は熱に強く、加熱しても失活しない
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正解:b. 神経毒を産生し、致命率が高い
ボツリヌス菌は嫌気性菌で、缶詰・真空パック・びん詰などの酸素の少ない食品中で増殖し、神経毒を産生する。視力障害・言語障害・嚥下障害などの神経症状を起こし、致命率が高い。毒素自体は加熱により失活する。
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問16腸炎ビブリオに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a真水中でよく増殖する
- b毒素型の食中毒菌である
- c病原性好塩菌ともいわれ、主に海産の魚介類が原因となる
- d加熱してもほとんど死滅しない
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正解:c. 病原性好塩菌ともいわれ、主に海産の魚介類が原因となる
腸炎ビブリオは病原性好塩菌とも呼ばれ、塩分のある環境を好むため主に海産の魚介類が原因となる感染型食中毒菌。真水や熱に弱いため、真水でよく洗い十分に加熱することが予防になる。
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問17ノロウイルスによる食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a夏季にのみ発生する
- b高温多湿の食品中で増殖した毒素が原因である
- c症状は軽い発熱のみで嘔吐や下痢は起こさない
- d冬季に多く発生し、少量のウイルスでも経口感染する
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正解:d. 冬季に多く発生し、少量のウイルスでも経口感染する
ノロウイルスは冬季に多発し、ごく少量でも経口感染して激しい嘔吐・下痢を起こす。ウイルスは食品中では増殖せず、人の腸管内で増殖する。食品の中心部まで十分に加熱(85〜90℃で90秒以上)し、手洗いを徹底することが重要。
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問18腸管出血性大腸菌(O-157、O-111など)による食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a熱に強く、75℃で1分間加熱しても死滅しない
- bベロ毒素を産生し、加熱不足の食肉などが原因となる
- c毒素型食中毒に分類される
- d潜伏期間は30分程度と非常に短い
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正解:b. ベロ毒素を産生し、加熱不足の食肉などが原因となる
腸管出血性大腸菌はベロ毒素を産生し、加熱不足の食肉などが原因となる。菌自体は熱に弱く、食品の中心部を75℃で1分間以上加熱すれば死滅する。潜伏期間は3〜5日程度で、重症例では溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こすことがある。
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問19自然毒による食中毒の原因物質の組合せとして、誤っているものはどれか。
- aフグ — テトロドトキシン
- bじゃがいもの芽 — ソラニン
- c毒キノコ — アマニタトキシン
- d鶏卵 — エンテロトキシン
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正解:d. 鶏卵 — エンテロトキシン
エンテロトキシンは黄色ブドウ球菌が産生する毒素で、自然毒ではない。フグのテトロドトキシン、じゃがいもの芽のソラニン、毒キノコのアマニタトキシンなどが動物性・植物性の自然毒にあたる。
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問20感染経路のうち、飛沫核となって空気中を長時間浮遊し、これを吸い込むことで感染するものはどれか。
- a接触感染
- b飛沫感染
- c空気感染(飛沫核感染)
- d媒介物感染
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正解:c. 空気感染(飛沫核感染)
空気感染(飛沫核感染)は、飛沫の水分が蒸発して5μm未満の飛沫核となり、空気中を長時間浮遊して感染するもので、結核・麻疹・水痘が代表例。飛沫感染は5μm以上の飛沫による感染で、おおむね1〜2m以内に限られる。
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問21感染に関する用語の説明として、正しいものはどれか。
- aキャリアとは、感染症を発症している者だけを指す
- b日和見感染とは、感染力の強い病原体による感染をいう
- c不顕性感染とは、感染しても症状が現れない状態をいう
- d不顕性感染の者からは他者に感染しない
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正解:c. 不顕性感染とは、感染しても症状が現れない状態をいう
不顕性感染は、感染しても症状が現れない状態をいい、本人が気づかないまま感染源になることがある。日和見感染は、健康な人には害のない病原体が抵抗力の低下した人に感染して発症すること。キャリア(保菌者)は症状がなく病原体を保有する者を含む。
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問22労働衛生管理統計における「有所見率」の説明として、正しいものはどれか。
- a一定期間に新たに発生した有所見者の割合をいう
- b健康診断時に有所見と判定された者の割合で、ある時点での静態データである
- c動態データの一種である
- d有所見率と発生率は同じ意味である
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正解:b. 健康診断時に有所見と判定された者の割合で、ある時点での静態データである
有所見率は、健康診断のある時点で有所見と判定された者の割合(静態データ)。これに対し発生率は、一定期間内に新たに発生した患者の割合(動態データ)。両者は意味が異なるので混同しないこと。
この問題のページ:労働衛生管理統計における「有所見率」の説明として →
問23スクリーニングレベルを低く設定した場合に起こることとして、正しいものはどれか。
- a偽陽性率が高くなり、偽陰性率は低くなる
- b偽陽性率が低くなり、偽陰性率は高くなる
- c偽陽性率も偽陰性率も低くなる
- d偽陽性率も偽陰性率も変わらない
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正解:a. 偽陽性率が高くなり、偽陰性率は低くなる
労働衛生管理では見落とし(偽陰性)を減らすことが重視されるため、スクリーニングレベルは低めに設定される。その結果、正常なのに異常と判定される偽陽性率は高くなるが、異常を見逃す偽陰性率は低くなる。
この問題のページ:スクリーニングレベルを低く設定した場合に起こることとして →
問24疾病休業統計に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a病休強度率は、疾病休業件数を在籍労働者数で割って求める
- b病休度数率は、疾病休業延日数を在籍労働者の延所定労働日数で割って100を掛けて求める
- c疾病休業日数率は、疾病休業延日数を在籍労働者の延所定労働日数で割って100を掛けて求める
- d在籍労働者数が分かれば、延労働時間数は不要である
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正解:c. 疾病休業日数率は、疾病休業延日数を在籍労働者の延所定労働日数で割って100を掛けて求める
疾病休業日数率=疾病休業延日数÷在籍労働者の延所定労働日数×100。病休強度率は疾病休業延日数÷在籍労働者の延実労働時間数×1,000、病休度数率は疾病休業件数÷在籍労働者の延実労働時間数×1,000,000で求める。
この問題のページ:疾病休業統計に関する次の記述のうち →
問25労働衛生管理統計の解釈に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a二つの事象に相関関係があれば、必ず因果関係がある
- b生体から得られたデータは、すべて正規分布に従う
- c平均値が同じであれば、集団のばらつきも同じである
- d二つの事象に相関関係が認められても、因果関係があるとは限らない
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正解:d. 二つの事象に相関関係が認められても、因果関係があるとは限らない
相関関係(一方が変われば他方も変わる関係)があっても、因果関係(原因と結果の関係)があるとは限らない。生体データは必ずしも正規分布に従わず、平均値が同じでも標準偏差などのばらつきは異なりうる。
この問題のページ:労働衛生管理統計の解釈に関する次の記述のうち →
問26BMI(体格指数)の算出方法として、正しいものはどれか。
- a体重(kg) × 身長(m)
- b体重(kg) ÷ 身長(cm)の2乗
- c身長(m)の2乗 ÷ 体重(kg)
- d体重(kg) ÷ 身長(m)の2乗
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正解:d. 体重(kg) ÷ 身長(m)の2乗
BMIは体重(kg)を身長(m)の2乗で割って求める。日本では25以上が肥満とされる。腹囲などとあわせてメタボリックシンドロームの判定に用いられる指標の一つ。
この問題のページ:BMI(体格指数)の算出方法として →
問27メタボリックシンドロームの診断において、内臓脂肪の蓄積を示す腹囲の基準値として正しいものはどれか(日本内科学会等の基準)。
- a男性90cm以上、女性85cm以上
- b男性85cm以上、女性90cm以上
- c男女とも85cm以上
- d男女とも90cm以上
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正解:b. 男性85cm以上、女性90cm以上
腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上で内臓脂肪の蓄積があるとされ、これに加えて血中脂質・血圧・血糖の3項目のうち2項目以上が基準を超えるとメタボリックシンドロームと診断される。
この問題のページ:メタボリックシンドロームの診断において、内臓脂肪の蓄積を示… →
問28成人に対する心肺蘇生(胸骨圧迫)の方法として適切なものはどれか。
- a1分間に約60回のゆっくりしたテンポで行う
- b胸が2cm沈む程度の軽い圧迫にとどめる
- c胸骨の下半分を約5cm沈む深さで、1分間に100〜120回のテンポで圧迫する
- d人工呼吸ができない場合は胸骨圧迫も行わない
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正解:c. 胸骨の下半分を約5cm沈む深さで、1分間に100〜120回のテンポで圧迫する
胸骨圧迫は胸骨の下半分を約5cm(6cmを超えない)の深さで、100〜120回/分のテンポで絶え間なく行う。人工呼吸ができない・ためらう場合でも、胸骨圧迫だけは続けることが推奨される。
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問29胸骨圧迫と人工呼吸を組み合わせて行う場合の回数の比として、正しいものはどれか。
- a15対2
- b30対2
- c5対1
- d10対2
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正解:b. 30対2
胸骨圧迫30回に人工呼吸2回を繰り返す(30対2)。人工呼吸は1回約1秒かけて、胸の上がりが見える程度の量を吹き込む。気道確保は頭部後屈あご先挙上法で行う。
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問30出血および止血に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a動脈からの出血は暗赤色で、にじむようにゆっくり出る
- b体内の全血液量の10分の1を短時間に失うと生命に危険がある
- c止血帯はできるだけ細いひもを用いるのがよい
- d傷口を清潔な布などで直接押さえる直接圧迫法が、止血の基本である
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正解:d. 傷口を清潔な布などで直接押さえる直接圧迫法が、止血の基本である
止血の基本は、清潔なガーゼや布で傷口を直接押さえる直接圧迫法。動脈性出血は鮮紅色で拍動性に噴き出す。一般に全血液量の約3分の1を短時間に失うと生命に危険が及ぶ。止血帯を使う場合は幅3cm以上のものを用いる。
この問題のページ:出血および止血に関する次の記述のうち →
問31熱傷(やけど)の応急手当に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- a水疱ができたときは、破って清潔なガーゼを当てる
- b水疱は破らないようにし、まず水で冷やす
- c衣類を無理にはがしてから冷やす
- d軟膏や油を厚く塗ってから受診する
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正解:b. 水疱は破らないようにし、まず水で冷やす
熱傷はまず水で十分に冷やすことが基本で、水疱は破らないようにする。衣類は無理にはがさず、その上から冷やす。Ⅰ度は紅斑、Ⅱ度は水疱、Ⅲ度は組織の壊死(白色・炭化)で、体表面積の20%以上は重症とされる。
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問32骨折の応急手当に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- a副子は骨折部だけを短く固定する
- b変形している場合は、まっすぐに戻してから固定する
- c副子は骨折部の上下の関節を含めて固定する
- d開放骨折では、突出した骨を元に戻してから固定する
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正解:c. 副子は骨折部の上下の関節を含めて固定する
副子は骨折部の上下の関節を含めて固定する。変形を無理に戻したり、突出した骨を戻したりしてはならない。皮膚から骨が突出しているものを開放骨折(複雑骨折)といい、感染のおそれがあるため清潔に保つ。
この問題のページ:骨折の応急手当に関する次の記述のうち →
問33虚血性心疾患に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a心筋梗塞の痛みは通常1〜2分で治まる
- b狭心症では心筋が壊死する
- c狭心症の発作は通常数分から10分程度で治まることが多い
- d虚血性心疾患は脳の血管が詰まることで起こる
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正解:c. 狭心症の発作は通常数分から10分程度で治まることが多い
狭心症は心筋の一時的な血流不足で、発作は数分から10分程度で治まることが多く、心筋の壊死は起こらない。心筋梗塞は冠動脈が閉塞して心筋が壊死するもので、痛みは1時間以上続くこともあり不可逆的な変化となる。
この問題のページ:虚血性心疾患に関する次の記述のうち →
問34脳血管障害のうち、出血性病変に分類されるものはどれか。
- a脳血栓症
- b脳塞栓症
- cくも膜下出血
- d一過性脳虚血発作
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正解:c. くも膜下出血
出血性病変には脳出血とくも膜下出血がある。虚血性病変(脳梗塞)には、脳血管自体の動脈硬化で狭窄・閉塞する脳血栓症と、心臓等でできた血栓が流れてきて詰まる脳塞栓症がある。
この問題のページ:脳血管障害のうち、出血性病変に分類されるもの →
問35熱中症の重症度分類に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- aⅡ度では必ず入院が必要となる
- bⅠ度で意識障害がみられる
- cⅢ度は軽症で、水分補給だけで回復する
- dⅠ度はめまい・立ちくらみ・こむら返りなどがみられる状態である
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正解:d. Ⅰ度はめまい・立ちくらみ・こむら返りなどがみられる状態である
Ⅰ度はめまい・立ちくらみ・筋肉のこむら返り・大量の発汗などで現場での対応が可能な軽症、Ⅱ度は頭痛・嘔吐・倦怠感などで医療機関での診察が必要、Ⅲ度は意識障害・けいれん・高体温などで入院が必要な重症。
この問題のページ:熱中症の重症度分類に関する次の記述のうち →
問36窒息した傷病者への応急手当として用いられる方法はどれか。
- a直接圧迫法
- b背部叩打法・腹部突き上げ法
- c頭部後屈あご先挙上法のみ
- d止血帯法
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正解:b. 背部叩打法・腹部突き上げ法
気道異物による窒息では、背部叩打法(肩甲骨の間を強く叩く)や腹部突き上げ法(ハイムリック法)を行う。ただし、妊婦や乳児には腹部突き上げ法を行わない。反応がなくなった場合は直ちに心肺蘇生を開始する。
この問題のページ:窒息した傷病者への応急手当として用いられる方法 →
問37情報機器作業(ディスプレイを用いる作業)の労働衛生管理として適切なものはどれか。
- a連続作業は2時間までは休憩を入れなくてよい
- b一連続作業時間が1時間を超えないようにし、作業の途中に小休止を設ける
- cディスプレイ画面には強い光を当てて明るくするのがよい
- d画面や書類面の明るさは作業者ごとにばらばらでよい
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正解:b. 一連続作業時間が1時間を超えないようにし、作業の途中に小休止を設ける
情報機器作業のガイドラインでは、一連続作業時間が1時間を超えないようにし、作業の間に10〜15分の作業休止と、一連続作業時間内に1〜2回の小休止を設ける。画面への映り込み(グレア)を防ぐことも重要。
この問題のページ:情報機器作業(ディスプレイを用いる作業)の労働衛生管理 →
問38情報機器作業における書類上およびキーボード上の照度について、ガイドラインが示す基準として正しいものはどれか。
- a100ルクス以上
- b150ルクス以上
- c300ルクス以上
- d1000ルクス以上
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正解:c. 300ルクス以上
情報機器作業ガイドライン(令和元年)では、書類上およびキーボード上における照度は300ルクス以上とされている。ディスプレイ画面の明るさと書類・キーボード面の明るさの差は、できるだけ小さくする。
この問題のページ:情報機器作業における書類上およびキーボード上の照度について… →
問39情報機器作業における作業姿勢等として、適切なものはどれか。
- aディスプレイは眼から20cm程度の距離に置く
- bディスプレイ画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になるようにする
- cディスプレイ画面の下端が眼の高さと同じになるようにする
- d椅子に深く腰かけず、前かがみの姿勢を保つ
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正解:b. ディスプレイ画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になるようにする
ディスプレイはおおむね40cm以上の視距離を確保し、画面の上端が眼の高さとほぼ同じか、やや下になる高さにする。椅子には深く腰をかけて背もたれに背を十分あて、足の裏全体が床に接するようにする。
この問題のページ:情報機器作業における作業姿勢等として →
問40情報機器作業に従事する労働者に対する健康診断の項目として、通常含まれるものはどれか。
- a聴力検査
- b眼科学的検査
- c腹部エックス線検査
- d心電図検査
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正解:b. 眼科学的検査
情報機器作業健康診断は、配置前および1年以内ごとに1回定期に行い、業務歴・既往歴の調査、自覚症状の有無の調査、眼科学的検査(視力・調節機能等)、筋骨格系に関する検査からなる。
この問題のページ:情報機器作業に従事する労働者に対する健康診断の項目として、… →
問41重量物取扱いによる腰痛を予防する対策として適切なものはどれか。
- a膝を伸ばしたまま腰だけを曲げて持ち上げる
- b荷はできるだけ体から離して持つ
- c持ち上げるときに体をひねると負担が減る
- d荷をできるだけ体に近づけ、膝を曲げてしゃがんだ姿勢から持ち上げる
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正解:d. 荷をできるだけ体に近づけ、膝を曲げてしゃがんだ姿勢から持ち上げる
腰への負担を減らすには、荷を体に近づけ、膝を使ってしゃがんだ姿勢から持ち上げる。中腰や体のひねりは避ける。腰痛予防対策指針では、満18歳以上の男性が人力のみで取り扱う重量は体重のおおむね40%以下が目安とされる。
この問題のページ:重量物取扱いによる腰痛を予防する対策 →
問42腰痛予防対策指針に基づき、重量物取扱い作業などに常時従事する労働者に対して行う腰痛健康診断の頻度として正しいものはどれか。
- a配置前および1年以内ごとに1回
- b配置前および6か月以内ごとに1回
- c3年以内ごとに1回
- d配置前のみ
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正解:b. 配置前および6か月以内ごとに1回
腰痛予防対策指針では、重量物取扱い作業等に常時従事する労働者に対し、当該作業への配置前およびその後6か月以内ごとに1回、定期に腰痛の健康診断を実施することとされている。
この問題のページ:腰痛予防対策指針に基づき、重量物取扱い作業などに常時従事す… →
問43労働者のメンタルヘルスケアの「4つのケア」に含まれないものはどれか。
- aセルフケア
- bラインによるケア
- c家族によるケア
- d事業場外資源によるケア
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正解:c. 家族によるケア
4つのケアとは、(1)セルフケア、(2)ラインによるケア(管理監督者による)、(3)事業場内産業保健スタッフ等によるケア、(4)事業場外資源によるケアをいう。家族によるケアは含まれない。
この問題のページ:労働者のメンタルヘルスケアの「4つのケア」に含まれないもの →
問44メンタルヘルス対策における「一次予防」に該当するものはどれか。
- aメンタルヘルス不調となった労働者の職場復帰を支援すること
- bメンタルヘルス不調を早期に発見し適切な対応を行うこと
- cメンタルヘルス不調を未然に防止すること
- d休職者の再発を防止すること
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正解:c. メンタルヘルス不調を未然に防止すること
一次予防はメンタルヘルス不調の未然防止(ストレスチェックや職場環境の改善など)、二次予防は早期発見と適切な対応、三次予防は不調となった労働者の職場復帰支援をいう。
この問題のページ:メンタルヘルス対策における「一次予防」に該当するもの →
問45「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a心の健康づくり計画の策定は不要とされている
- b心の健康づくり計画の策定は、衛生委員会等において十分調査審議を行う
- cメンタルヘルスケアは産業医だけで進めるものとされている
- d労働者の個人情報は本人の同意なく自由に扱ってよい
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正解:b. 心の健康づくり計画の策定は、衛生委員会等において十分調査審議を行う
指針では、心の健康づくり計画の策定にあたり衛生委員会等で十分な調査審議を行うこととされている。メンタルヘルスケアは4つのケアを継続的・計画的に進めるもので、労働者の個人情報の保護に十分配慮する必要がある。
この問題のページ:「労働者の心の健康の保持増進のための指針」に関する次の記述… →
問46職場における受動喫煙防止対策として、喫煙専用室に求められる要件はどれか。
- aたばこの煙を室内で循環させること
- b出入口において、室内から室外に流出する空気の気流が0.2m/s以上であること
- c気流に関する要件はない
- d出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が0.2m/s以上であること
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正解:d. 出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が0.2m/s以上であること
喫煙専用室は、出入口において室外から室内に流入する空気の気流が0.2m/s以上であること、たばこの煙が室内から室外に流出しないよう壁・天井等で区画されていること、たばこの煙が屋外または外部に排気されていることが要件。
この問題のページ:職場における受動喫煙防止対策として、喫煙専用室に求められる… →
問47事業場における労働者の健康保持増進(THP)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a対象は健康上の問題を抱える労働者に限られる
- b運動指導のみを行うものである
- cすべての労働者を対象とし、運動・メンタルヘルス・栄養・保健指導などを継続的に行う
- d50人未満の事業場では実施してはならない
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正解:c. すべての労働者を対象とし、運動・メンタルヘルス・栄養・保健指導などを継続的に行う
THP(トータル・ヘルスプロモーション・プラン)は、心身両面にわたる健康保持増進措置を、すべての労働者を対象に継続的かつ計画的に行うもの。運動指導・メンタルヘルスケア・栄養指導・保健指導などが含まれる。
この問題のページ:事業場における労働者の健康保持増進(THP)に関する次の記… →
問48労働衛生の3管理として、正しい組合せはどれか。
- a作業環境管理・作業管理・健康管理
- b作業環境管理・労務管理・健康管理
- c設備管理・作業管理・健康管理
- d作業環境管理・作業管理・品質管理
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正解:a. 作業環境管理・作業管理・健康管理
労働衛生の3管理は、作業環境管理(有害要因を作業環境から除去する)、作業管理(作業方法や姿勢・時間を管理する)、健康管理(健康診断等で労働者の健康状態を把握・改善する)。これに労働衛生教育と総括管理を加えて5管理ということもある。
この問題のページ:労働衛生の3管理として、正しい組合せ →
問49快適な職場環境の形成に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- a作業者の意見を聴かず、事業者の判断だけで進めるのがよい
- b一度整備すれば継続的な見直しは不要である
- c労働者の意見を反映し、継続的かつ計画的に取り組む
- d作業方法の改善は快適職場づくりに含まれない
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正解:c. 労働者の意見を反映し、継続的かつ計画的に取り組む
快適職場づくりでは、継続的かつ計画的な取組、労働者の意見の反映、個人差への配慮、潤いへの配慮が基本的な考え方とされている。作業環境や作業方法の改善、疲労回復支援施設の設置なども対象となる。
この問題のページ:快適な職場環境の形成に関する次の記述のうち →
問50厚生労働省の指針に基づく職場の腰痛予防・作業環境管理として、適切でないものはどれか。
- a床面は、転倒やつまずきの原因とならないよう凹凸をなくす
- b作業場所の照度は、作業内容に応じて適切に確保する
- c作業台の高さは、労働者の体格にかかわらず一律とする
- d適度な温度環境を保ち、寒冷な環境での作業を避ける
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正解:c. 作業台の高さは、労働者の体格にかかわらず一律とする
作業台や椅子の高さは、労働者個々の体格や作業内容に合わせて調節できるようにすることが望ましく、一律とするのは適切でない。床面の凹凸解消、適切な照度、温度環境への配慮は腰痛予防の作業環境管理として適切。
この問題のページ:厚生労働省の指針に基づく職場の腰痛予防・作業環境管理として… →
問51WBGT基準値に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a作業強度が大きいほど、WBGT基準値は大きい値となる
- b作業強度が大きいほど、WBGT基準値は小さい値となる
- c作業強度とWBGT基準値は無関係である
- d暑熱順化していない人のほうが基準値は大きい
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正解:b. 作業強度が大きいほど、WBGT基準値は小さい値となる
身体作業強度が大きいほど体内で熱が産生されるため、より低い暑さ指数でも熱中症のリスクが高まる。したがってWBGT基準値は小さい値に設定される。暑熱順化していない人の基準値も、順化した人より小さく設定される。
この問題のページ:WBGT基準値に関する次の記述のうち →
問52不快指数について、正しいものはどれか。
- a気温と気流から求める
- b乾球温度と湿球温度から求める蒸し暑さの指標である
- cふく射熱を測定して求める
- d気圧から求める
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正解:b. 乾球温度と湿球温度から求める蒸し暑さの指標である
不快指数は乾球温度と湿球温度から算出される蒸し暑さを表す指標。気流やふく射熱は考慮されていないため、実際の体感と必ずしも一致しない点に注意。
この問題のページ:不快指数 →
問53必要換気量の算出に用いる、人の呼気中の二酸化炭素濃度の目安として正しいものはどれか。
- a約0.04%
- b約0.1%
- c約1%
- d約4%
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正解:d. 約4%
人の呼気中の二酸化炭素濃度は約4%。これに対し室内の基準濃度は0.1%(1,000ppm)、外気は約0.03〜0.04%であり、これらの数値を用いて必要換気量を算出する。
この問題のページ:必要換気量の算出に用いる、人の呼気中の二酸化炭素濃度の目安 →
問54同じ室内において在室者の人数が増えた場合、必要換気量はどうなるか。
- a在室者の人数とは無関係である
- b在室者の人数に反比例して減る
- c在室者の人数に比例して増える
- d気積のみで決まるため変わらない
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正解:c. 在室者の人数に比例して増える
必要換気量は在室者が呼出する二酸化炭素の総量から算出するため、在室者の人数(および作業強度)に応じて増加する。気積は換気回数の計算に用いる値で、必要換気量そのものを決めるものではない。
この問題のページ:同じ室内において在室者の人数が増えた場合、必要換気量はどう… →
問55ウェルシュ菌による食中毒の特徴として、正しいものはどれか。
- a少量の菌でも感染し、鶏肉が主な原因となる
- b熱に強い芽胞を作り、カレーやシチューなど大量調理した食品の作り置きで発生しやすい
- c毒素型で潜伏期間が3時間程度と短い
- d冬季のウイルス性食中毒である
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正解:b. 熱に強い芽胞を作り、カレーやシチューなど大量調理した食品の作り置きで発生しやすい
ウェルシュ菌は熱に強い芽胞を作る嫌気性菌で、カレー・シチュー・煮物などを大量に調理して放置した食品で増殖しやすい。調理後は速やかに冷却し、再加熱しても芽胞は死滅しない点に注意が必要。
この問題のページ:ウェルシュ菌による食中毒の特徴として →
問56カンピロバクターによる食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a海産魚介類が主な原因食品である
- b毒素型食中毒に分類される
- c潜伏期間は1時間程度と短い
- d主に加熱不足の鶏肉が原因となり、少量の菌でも感染する
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正解:d. 主に加熱不足の鶏肉が原因となり、少量の菌でも感染する
カンピロバクターは加熱不足の鶏肉やその調理器具からの二次汚染が主な原因で、少量の菌でも感染する感染型食中毒。潜伏期間は2〜7日と比較的長く、まれにギラン・バレー症候群を合併することがある。
この問題のページ:カンピロバクターによる食中毒に関する次の記述のうち →
問57ヒスタミンによる食中毒(アレルギー様食中毒)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a加熱すればヒスタミンは分解され安全になる
- b冷凍すればヒスタミンは分解される
- cヒスタミンは加熱調理では分解されない
- d細菌が直接体内で増殖して起こる
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正解:c. ヒスタミンは加熱調理では分解されない
赤身魚などに含まれるヒスチジンが細菌により分解されて生じるヒスタミンは、加熱調理や冷凍では分解されない。生成を防ぐには、魚を低温で管理し、常温放置を避けることが重要。
この問題のページ:ヒスタミンによる食中毒(アレルギー様食中毒)に関する次の記… →
問58食中毒予防の3原則として、正しい組合せはどれか。
- a洗う・冷やす・煮る
- bつけない・増やさない・やっつける
- c隔離する・消毒する・記録する
- d換気する・加湿する・清掃する
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正解:b. つけない・増やさない・やっつける
食中毒予防の3原則は「つけない(清潔・洗浄)」「増やさない(迅速・冷却)」「やっつける(加熱・殺菌)」。手洗いの徹底、速やかな低温保存、中心部までの十分な加熱がこれに対応する。
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問59結核の主な感染経路として、正しいものはどれか。
- a経口感染
- b空気感染(飛沫核感染)
- c血液感染のみ
- d媒介動物による感染
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正解:b. 空気感染(飛沫核感染)
結核は結核菌を含む飛沫核が空気中を漂い、これを吸入することで感染する空気感染(飛沫核感染)が主な経路。麻疹・水痘も空気感染する代表的な感染症である。
この問題のページ:結核の主な感染経路として →
問60インフルエンザウイルスの型に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- aC型が最も大きな流行を起こす
- bA型のみが存在する
- cA型・B型・C型があり、流行的な広がりを見せるのは主にA型とB型である
- d型による違いはない
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正解:c. A型・B型・C型があり、流行的な広がりを見せるのは主にA型とB型である
インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型があり、季節性の流行を起こすのは主にA型とB型。A型は抗原性が変化しやすく、大きな流行を引き起こすことがある。
この問題のページ:インフルエンザウイルスの型に関する次の記述のうち →
問61免疫に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a抗原とは、体内に侵入した病原体を攻撃するたんぱく質のことである
- b抗体とは、抗原に対して特異的に反応する免疫グロブリンというたんぱく質である
- c抗体は赤血球が産生する
- d免疫は感染症の予防には関係しない
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正解:b. 抗体とは、抗原に対して特異的に反応する免疫グロブリンというたんぱく質である
抗原は免疫反応を引き起こす物質(病原体など)、抗体はそれに特異的に反応する免疫グロブリンというたんぱく質で、Bリンパ球が産生する。抗原と抗体を取り違える設問が頻出。
この問題のページ:免疫に関する次の記述のうち →
問62アレルギーに関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- aアレルギー反応に個人差はない
- b免疫の働きが低下した状態をいう
- cアレルギーは感染症の一種である
- d免疫が過剰に反応し、生体に不利に働く場合をいう
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正解:d. 免疫が過剰に反応し、生体に不利に働く場合をいう
アレルギーは、本来は生体を守るはずの免疫反応が過剰に起こり、かえって生体に不利に働く状態をいう。気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、花粉症などが代表例。
この問題のページ:アレルギーに関する次の記述のうち →
問63病休度数率の算出方法として、正しいものはどれか。
- a疾病休業延日数 ÷ 在籍労働者の延所定労働日数 × 100
- b疾病休業件数 ÷ 在籍労働者の延実労働時間数 × 1,000,000
- c疾病休業延日数 ÷ 在籍労働者の延実労働時間数 × 1,000
- d疾病休業件数 ÷ 在籍労働者数 × 100
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正解:b. 疾病休業件数 ÷ 在籍労働者の延実労働時間数 × 1,000,000
病休度数率=疾病休業件数÷在籍労働者の延実労働時間数×1,000,000。病休強度率は疾病休業延日数÷延実労働時間数×1,000、疾病休業日数率は疾病休業延日数÷延所定労働日数×100で求める。
この問題のページ:病休度数率の算出方法として →
問64労働衛生管理統計における「動態データ」に該当するものはどれか。
- aある時点における有所見者の割合
- b健康診断時点の血圧値の分布
- c一定期間内に新たに発生した疾病の件数
- dある日の在籍労働者数
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正解:c. 一定期間内に新たに発生した疾病の件数
一定期間内の変化を表すものが動態データ(発生率、罹患率など)、ある一時点の状態を表すものが静態データ(有所見率、在籍者数など)。区別を問う設問が頻出。
この問題のページ:労働衛生管理統計における「動態データ」に該当するもの →
問65一次救命処置の手順として、適切なものはどれか。
- aまず傷病者を安静な場所へ運んでから、反応を確認する
- b反応を確認し、大声で応援を呼んで119番通報とAEDの手配を依頼した後、呼吸を確認する
- c呼吸の確認に1分以上かけて慎重に判断する
- dAEDが到着するまで胸骨圧迫は行わない
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正解:b. 反応を確認し、大声で応援を呼んで119番通報とAEDの手配を依頼した後、呼吸を確認する
一次救命処置は、安全確認→反応の確認→大声で応援を呼び119番通報とAEDの手配を依頼→呼吸の確認(10秒以内)→普段どおりの呼吸がなければ直ちに胸骨圧迫を開始、の順で行う。
この問題のページ:一次救命処置の手順として →
問66AED(自動体外式除細動器)の使用に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a医師または看護師でなければ使用できない
- b電極パッドを貼ると自動で心電図を解析し、必要な場合に電気ショックを指示する
- c電気ショック後は心肺蘇生を中止する
- d傷病者の身体が濡れていても、そのまま使用してよい
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正解:b. 電極パッドを貼ると自動で心電図を解析し、必要な場合に電気ショックを指示する
AEDは一般市民でも使用でき、電極パッドを貼ると自動で心電図を解析し、必要な場合に電気ショックを指示する。ショック後は直ちに胸骨圧迫を再開し、約2分ごとの解析に従う。胸が濡れている場合は拭き取ってから貼る。
この問題のページ:AED(自動体外式除細動器)の使用に関する次の記述のうち →
問67気道確保の方法として、一般に用いられるものはどれか。
- a背部叩打法
- b胸部圧迫法
- c頭部後屈あご先挙上法
- d直接圧迫法
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正解:c. 頭部後屈あご先挙上法
気道確保は、片手を額に当てて頭部を後屈させ、もう一方の手の指先であご先を持ち上げる「頭部後屈あご先挙上法」で行う。背部叩打法は窒息時の異物除去、直接圧迫法は止血の方法。
この問題のページ:気道確保の方法として、一般に用いられるもの →
問68脳血管障害を疑う症状として、特徴的なものはどれか。
- a軽度の発熱のみ
- b両足のむくみのみ
- c食後の軽い眠気
- d片側の手足のまひ、ろれつが回らない、突然の激しい頭痛
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正解:d. 片側の手足のまひ、ろれつが回らない、突然の激しい頭痛
片側の手足のまひやしびれ、言語障害(ろれつが回らない)、顔のゆがみ、突然の激しい頭痛は脳血管障害を疑う症状で、直ちに救急要請が必要。くも膜下出血では「今までに経験のない激しい頭痛」が典型的。
この問題のページ:脳血管障害を疑う症状として、特徴的なもの →
問69熱傷の程度に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- aⅠ度は水疱を生じる
- bⅡ度は皮膚が白くなり組織が壊死する
- cⅢ度は皮膚が赤くなる程度である
- dⅡ度は水疱を生じ、強い痛みを伴う
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正解:d. Ⅱ度は水疱を生じ、強い痛みを伴う
Ⅰ度は表皮の熱傷で皮膚が赤くなる(紅斑)、Ⅱ度は水疱を生じ強い痛みを伴う、Ⅲ度は皮膚が白く(または黒く)なり組織が壊死し、神経も損傷するため痛みを感じにくくなる。
この問題のページ:熱傷の程度に関する次の記述のうち →
問70ストレスとその反応に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- aストレス反応には個人差がなく、同じ出来事なら同じ反応が起こる
- bストレッサーは仕事上の要因に限られる
- c適度なストレスは、活動の亢進や意欲の向上をもたらすことがある
- dストレスは常に有害で、まったくない状態が最も望ましい
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正解:c. 適度なストレスは、活動の亢進や意欲の向上をもたらすことがある
適度なストレスは心身の活動を高め、意欲や作業効率の向上につながることがある。ストレス反応の現れ方には大きな個人差があり、ストレッサーには仕事上の要因のほか家庭・経済・健康など個人的要因も含まれる。
この問題のページ:ストレスとその反応に関する次の記述のうち →
問71メンタルヘルス不調により休業した労働者の職場復帰支援について、適切なものはどれか。
- a本人の希望のみで復帰の可否を決定する
- bあらかじめ職場復帰支援プログラムを策定し、それに沿って組織的に対応する
- c復帰後は特に配慮せず、休業前と同じ業務量に戻す
- d職場復帰の可否は上司が単独で判断する
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正解:b. あらかじめ職場復帰支援プログラムを策定し、それに沿って組織的に対応する
職場復帰支援は、あらかじめ職場復帰支援プログラムを策定し、主治医・産業医・事業場内産業保健スタッフ・管理監督者が連携して組織的に進める。復帰直後は業務量や勤務形態に配慮し、段階的に戻すのが原則。
この問題のページ:メンタルヘルス不調により休業した労働者の職場復帰支援 →
問72情報機器作業に従事する労働者に対する健康診断の頻度として、ガイドライン上正しいものはどれか。
- a3年以内ごとに1回
- b配置前および6か月以内ごとに1回
- c配置前および1年以内ごとに1回
- d配置前のみ
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正解:c. 配置前および1年以内ごとに1回
情報機器作業健康診断は、作業への配置前および1年以内ごとに1回、定期に実施する。業務歴・既往歴の調査、自覚症状の有無の調査、眼科学的検査、筋骨格系に関する検査が主な項目。
この問題のページ:情報機器作業に従事する労働者に対する健康診断の頻度として、… →
問73腰痛予防対策指針において、満18歳以上の男性が人力のみで取り扱う重量の目安として示されているものはどれか。
- a体重のおおむね20%以下
- b体重のおおむね40%以下
- c体重のおおむね60%以下
- d体重と同程度まで
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正解:b. 体重のおおむね40%以下
満18歳以上の男性が人力のみで取り扱う物の重量は、体重のおおむね40%以下となるように努める。女性の場合は、男性が取り扱うことのできる重量の60%位までとされている。
この問題のページ:腰痛予防対策指針において、満18歳以上の男性が人力のみで取… →
問74職場における受動喫煙防止対策として、加熱式たばこ専用喫煙室で認められていることはどれか。
- a喫煙室であることの標識の掲示を省略すること
- b20歳未満の者を立ち入らせること
- c屋内のどこでも自由に喫煙すること
- d飲食等のサービスを提供すること
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正解:d. 飲食等のサービスを提供すること
加熱式たばこ専用喫煙室では、飲食等のサービスを提供することができる(紙巻きたばこも吸える喫煙専用室では飲食はできない)。いずれの喫煙室も20歳未満の者は立入禁止で、標識の掲示が必要。
この問題のページ:職場における受動喫煙防止対策として、加熱式たばこ専用喫煙室… →
問75事業場における労働者の健康保持増進(THP)で行われる「健康測定」の目的として、正しいものはどれか。
- a疾病の早期発見を主な目的とする
- b労働者の健康状態を把握し、運動・栄養・メンタルヘルスなどの指導に結びつけること
- c労働者の作業能率を評価し、人事考課に反映すること
- d有害物質への曝露量を測定すること
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正解:b. 労働者の健康状態を把握し、運動・栄養・メンタルヘルスなどの指導に結びつけること
健康測定は疾病の発見(健康診断)が目的ではなく、労働者の健康状態を把握して運動指導・保健指導・栄養指導・メンタルヘルスケアといった健康指導に結びつけることを目的とする。人事考課には用いない。
この問題のページ:事業場における労働者の健康保持増進(THP)で行われる「健… →
問76治療と仕事の両立支援に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- a支援は事業者が一方的に決定して進める
- b労働者本人からの申出を起点として、主治医・産業医等と連携し、業務内容や勤務形態を調整する
- cがん等の疾病がある労働者は一律に就業を禁止する
- d私傷病であるため、事業場としての配慮は不要である
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正解:b. 労働者本人からの申出を起点として、主治医・産業医等と連携し、業務内容や勤務形態を調整する
治療と仕事の両立支援は、労働者本人からの申出を起点に、主治医・産業医等と連携しながら、業務内容や勤務形態(時差出勤・時短・在宅勤務など)を調整して進める。一律の就業禁止や不利益取扱いは適切でない。
この問題のページ:治療と仕事の両立支援に関する次の記述のうち →
問77労働衛生の3管理のうち「作業管理」に該当するものはどれか。
- a有害物質の発散源に局所排気装置を設置する
- b作業姿勢や作業時間を見直し、労働者の負担を軽減する
- c健康診断を実施し、結果に基づく事後措置を行う
- d職場の照度を測定する
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正解:b. 作業姿勢や作業時間を見直し、労働者の負担を軽減する
作業管理は、作業方法・作業姿勢・作業時間・保護具の使用などを管理して労働者への負担や曝露を減らす取組。局所排気装置の設置や照度の測定は作業環境管理、健康診断とその事後措置は健康管理にあたる。
この問題のページ:労働衛生の3管理のうち「作業管理」に該当するもの →
問78作業環境における「相対的な明るさ」に関する記述のうち、適切なものはどれか。
- aディスプレイ画面と書類面の明るさの差は、できるだけ大きくするのがよい
- bディスプレイ画面と書類面、周辺の明るさの差は、できるだけ小さくするのがよい
- c作業面だけを極端に明るくするのがよい
- d周辺を暗くするほど目が疲れにくい
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正解:b. ディスプレイ画面と書類面、周辺の明るさの差は、できるだけ小さくするのがよい
視野内に大きな輝度の差があると、目が明暗の調節を繰り返して疲労しやすくなる。ディスプレイ画面・書類面・周辺の明るさの差はできるだけ小さくするのが望ましい。
この問題のページ:作業環境における「相対的な明るさ」に関する記述のうち →
問79快適職場づくりにおける「個人差への配慮」の例として、適切なものはどれか。
- a全員に同じ室温・同じ照度を強制する
- b温度感覚には個人差があるため、空調の風が直接当たらない工夫や座席配置の調整を行う
- c作業者の意見は聞かない
- d疲労回復のための休憩室は設けない
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正解:b. 温度感覚には個人差があるため、空調の風が直接当たらない工夫や座席配置の調整を行う
快適職場づくりの基本的な考え方の一つが「労働者の生活状況や年齢、性別などによる個人差への配慮」。温度感覚や作業のしやすさには個人差があるため、画一的な基準の押し付けではなく調整の余地を持たせることが求められる。
この問題のページ:快適職場づくりにおける「個人差への配慮」の例として →
問80出血の種類と特徴の組合せとして、正しいものはどれか。
- a動脈性出血 — 暗赤色でじわじわとにじみ出る
- b静脈性出血 — 鮮紅色で拍動に合わせて噴出する
- c毛細血管性出血 — にじむように出血し、圧迫により止血しやすい
- d内出血 — 必ず体外へ流出する
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正解:c. 毛細血管性出血 — にじむように出血し、圧迫により止血しやすい
動脈性出血は鮮紅色で拍動に合わせて噴出し、短時間で大量に失血するため直ちに止血が必要。静脈性出血は暗赤色でじわじわと持続的に出る。毛細血管性出血はにじむような出血で、圧迫により止血しやすい。
この問題のページ:出血の種類と特徴の組合せとして →
問81ふく射熱(放射熱)の測定に用いられる器具はどれか。
- aアスマン通風乾湿計
- b黒球温度計
- cカタ温度計
- dアネロイド気圧計
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正解:b. 黒球温度計
ふく射熱は黒球温度計で測定する。気温と湿度はアスマン通風乾湿計、微風速はカタ温度計で測る。WBGTの算出には黒球温度・自然湿球温度・乾球温度が用いられる。
この問題のページ:ふく射熱(放射熱)の測定に用いられる器具 →
問82室内の空気環境に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a二酸化炭素は酸素より軽いため天井付近にたまる
- b酸素濃度は15%程度まで低下しても人体に影響はない
- c空気中の酸素濃度がおおむね18%を下回ると、酸素欠乏による健康影響のおそれが生じる
- d室内の二酸化炭素濃度は換気の指標にならない
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正解:c. 空気中の酸素濃度がおおむね18%を下回ると、酸素欠乏による健康影響のおそれが生じる
空気中の酸素濃度は通常約21%で、18%未満になると酸素欠乏の状態とされ健康影響のおそれが生じる。二酸化炭素は空気より重く、室内空気の汚染度を示す指標として換気量の算定に用いられる。
この問題のページ:室内の空気環境に関する次の記述のうち →
問83事務室において一酸化炭素が発生する原因として、最も注意すべきものはどれか。
- aコピー機の使用
- b石油ストーブなど燃焼器具の不完全燃焼
- cパソコンの発熱
- d観葉植物の呼吸
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正解:b. 石油ストーブなど燃焼器具の不完全燃焼
一酸化炭素は燃焼器具の不完全燃焼により発生する。無色無臭で気づきにくく、ヘモグロビンと強く結合して酸素運搬を妨げるため危険。燃焼器具は毎日点検し、十分な換気を行う必要がある。
この問題のページ:事務室において一酸化炭素が発生する原因として、最も注意すべ… →
問84採光・照明に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- a窓の上端が高い位置にあるほど室内は暗くなる
- b窓の面積は床面積の5分の1程度が上限とされる
- c自然採光は色調の変化がないため、人工照明より劣る
- d北向きの窓は一年中平均した明るさが得られる
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正解:d. 北向きの窓は一年中平均した明るさが得られる
北向きの窓は直射日光が入りにくく、一年を通じてほぼ平均した明るさが得られる。窓の面積は床面積の5分の1以上が望ましいとされ、窓の上端が高いほど室内の奥まで明るくなる。
この問題のページ:採光・照明に関する次の記述のうち →
問85サルモネラ菌による食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a毒素型食中毒である
- b主に糞便により汚染された食肉や鶏卵が原因となる感染型食中毒である
- c潜伏期間は1時間以内である
- d加熱しても菌は死滅しない
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正解:b. 主に糞便により汚染された食肉や鶏卵が原因となる感染型食中毒である
サルモネラ菌は、糞便により汚染された食肉や鶏卵などが原因となる感染型食中毒。潜伏期間は6〜72時間程度で、加熱により死滅するため十分な加熱が有効な予防策となる。
この問題のページ:サルモネラ菌による食中毒に関する次の記述のうち →
問86食中毒の潜伏期間に関する次の記述のうち、一般に正しいものはどれか。
- a黄色ブドウ球菌による食中毒は、潜伏期間が3日程度と長い
- b黄色ブドウ球菌による食中毒は、潜伏期間が3時間程度と短い
- cカンピロバクターの潜伏期間は30分程度である
- d潜伏期間は原因菌によらず一定である
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正解:b. 黄色ブドウ球菌による食中毒は、潜伏期間が3時間程度と短い
毒素型の黄色ブドウ球菌は、すでに食品中に産生された毒素を摂取するため潜伏期間が短く3時間前後。感染型のカンピロバクターは体内で菌が増殖するため2〜7日と長い。潜伏期間は原因の推定に役立つ。
この問題のページ:食中毒の潜伏期間に関する次の記述のうち、一般に正しいもの →
問87感染症の予防対策として、すべての人の血液・体液等を感染性があるものとして扱う考え方を何というか。
- a検疫
- b隔離予防策
- c標準予防策(スタンダードプリコーション)
- dワクチン接種
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正解:c. 標準予防策(スタンダードプリコーション)
標準予防策(スタンダードプリコーション)は、感染の有無にかかわらず、すべての人の血液・体液・分泌物・排泄物などを感染の可能性があるものとして扱い、手洗いや手袋の着用などを徹底する考え方。
この問題のページ:感染症の予防対策として、すべての人の血液・体液等を感染性が… →
問88感染が成立するために必要な3つの要素の組合せとして、正しいものはどれか。
- a予防接種・手洗い・消毒
- b細菌・ウイルス・真菌
- c気温・湿度・気流
- d感染源・感染経路・感受性のある宿主
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正解:d. 感染源・感染経路・感受性のある宿主
感染の成立には、感染源(病原体)・感染経路・感受性のある宿主の3要素が必要。逆にいえば、いずれか1つを断てば感染は防げるため、対策もこの3方向から考える。
この問題のページ:感染が成立するために必要な3つの要素の組合せとして →
問89労働災害の統計に用いられる「度数率」の説明として、正しいものはどれか。
- a1,000延実労働時間当たりの労働損失日数
- b100万延実労働時間当たりの労働災害による死傷者数
- c1年間の労働災害の件数そのもの
- d在籍労働者数に対する死傷者数の割合
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正解:b. 100万延実労働時間当たりの労働災害による死傷者数
度数率は100万延実労働時間当たりの労働災害による死傷者数で、災害の発生頻度を表す。強度率は1,000延実労働時間当たりの労働損失日数で、災害の重さを表す。
この問題のページ:労働災害の統計に用いられる「度数率」の説明として →
問90疾病休業統計における「疾病休業件数」の考え方として、正しいものはどれか。
- a同一の疾病で複数回休業しても1件と数える
- b休業日数が3日以内のものは除外する
- c負傷が原因の疾病による休業も含める
- d私傷病は一切含めない
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正解:c. 負傷が原因の疾病による休業も含める
疾病休業件数には、負傷が原因となって発生した疾病による休業も含める。在籍労働者の延所定労働日数や延実労働時間数と組み合わせて、疾病休業日数率・病休度数率などを算出する。
この問題のページ:疾病休業統計における「疾病休業件数」の考え方として →
問91労働衛生管理統計におけるデータの取扱いとして、適切なものはどれか。
- a個人の健康情報は自由に公開してよい
- bすべてのデータは同じ方法で処理してよい
- c異常値は必ず削除してから分析する
- d計数データ(人数など)と計量データ(身長・体重など)は区別して扱う
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正解:d. 計数データ(人数など)と計量データ(身長・体重など)は区別して扱う
計数データ(ある特性を持つ人数などの個数データ)と計量データ(体重・血圧など連続量のデータ)は性質が異なるため、区別して扱う。健康情報は個人情報として厳格に管理する必要がある。
この問題のページ:労働衛生管理統計におけるデータの取扱いとして →
問92反応はないが普段どおりの呼吸をしている傷病者に対して、とるべき体位として適切なものはどれか。
- a仰向けのまま放置する
- bうつぶせにする
- c回復体位(横向きの安定した体位)にする
- d座らせる
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正解:c. 回復体位(横向きの安定した体位)にする
反応がなく呼吸がある傷病者は、嘔吐物による窒息を防ぐため回復体位(横向きの安定した体位)にして観察を続ける。呼吸が普段どおりでない場合は直ちに胸骨圧迫を開始する。
この問題のページ:反応はないが普段どおりの呼吸をしている傷病者に対して、とる… →
問93成人に対する胸骨圧迫を行う位置として、適切なものはどれか。
- aみぞおち
- b胸骨の下半分
- c胸骨の上端
- d左胸(心臓の真上)
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正解:b. 胸骨の下半分
胸骨圧迫は胸骨の下半分(胸の真ん中)を圧迫する。みぞおちを圧迫すると内臓を損傷するおそれがあるため避ける。約5cm(6cmを超えない)の深さで、100〜120回/分のテンポで行う。
この問題のページ:成人に対する胸骨圧迫を行う位置として →
問94ショック状態にある傷病者への対応として、適切なものはどれか。
- a歩かせて血行を促す
- b冷水を浴びせて意識を戻す
- c保温に努め、原則として仰向けに寝かせて安静を保つ
- d経口で大量の水分を与える
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正解:c. 保温に努め、原則として仰向けに寝かせて安静を保つ
ショック状態では顔面蒼白・冷汗・脈が速く弱いなどの症状がみられる。保温に努め、原則として仰向けに寝かせて安静を保ち、直ちに救急要請する。意識障害がある場合の経口摂取は誤嚥のおそれがあり避ける。
この問題のページ:ショック状態にある傷病者への対応として →
問95脊髄損傷が疑われる傷病者を移動させる際の注意点として、適切なものはどれか。
- a座らせた状態で搬送する
- b抱きかかえて速やかに移動する
- c首を大きく動かして意識を確認する
- d身体をねじらないようにし、硬い板の上に乗せて搬送する
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正解:d. 身体をねじらないようにし、硬い板の上に乗せて搬送する
脊髄損傷が疑われる場合は、身体をねじったり曲げたりしないよう複数人で支え、硬い板などの上に乗せて搬送する。不用意な移動は損傷を悪化させ、まひを残すおそれがある。
この問題のページ:脊髄損傷が疑われる傷病者を移動させる際の注意点として →
問96熱中症の予防対策として、適切でないものはどれか。
- aWBGT値を把握し、基準値を超える場合は作業の中止や休憩の確保を検討する
- b水分だけでなく塩分も適切に補給する
- c暑熱順化していない労働者に、初日から長時間の高温作業を行わせる
- d通気性のよい服装とし、休憩場所に冷房や日陰を確保する
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正解:c. 暑熱順化していない労働者に、初日から長時間の高温作業を行わせる
暑熱順化していない人は熱中症のリスクが高いため、作業時間を徐々に延ばして身体を慣らす(順化)必要がある。初日から長時間の高温作業を行わせるのは不適切。WBGTの把握、水分・塩分の補給、休憩場所の確保は適切。
この問題のページ:熱中症の予防対策として、適切でないもの →
問97「心の健康づくり計画」に盛り込むべき事項として、適切でないものはどれか。
- a事業者によるメンタルヘルスケアを積極的に推進する旨の表明
- b事業場における問題点の把握とメンタルヘルスケアの実施方法
- cメンタルヘルスケアを行うために必要な人材の確保および事業場外資源の活用
- dメンタルヘルス不調者の氏名一覧の全社への公開
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正解:d. メンタルヘルス不調者の氏名一覧の全社への公開
個人が特定される情報の公開は、労働者の個人情報保護の観点から絶対に行ってはならない。心の健康づくり計画には、事業者の推進表明、体制の整備、問題点の把握と実施方法、人材確保と外部資源の活用、個人情報保護への配慮などを盛り込む。
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問98メンタルヘルスケアにおける「事業場内産業保健スタッフ等」に該当しないものはどれか。
- a産業医
- b衛生管理者
- c人事労務管理スタッフ
- d取引先の担当者
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正解:d. 取引先の担当者
事業場内産業保健スタッフ等には、産業医等の事業場内産業保健スタッフ、衛生管理者、保健師、心の健康づくり専門スタッフ、人事労務管理スタッフなどが含まれる。取引先は事業場外の者であり該当しない。
この問題のページ:メンタルヘルスケアにおける「事業場内産業保健スタッフ等」に… →
問99情報機器作業における作業環境の管理として、適切なものはどれか。
- a窓を背にしてディスプレイを配置する
- bディスプレイに直射日光や照明が映り込まないよう、位置や向きを調整する
- c室内をできるだけ暗くする
- dディスプレイの輝度は最大に設定する
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正解:b. ディスプレイに直射日光や照明が映り込まないよう、位置や向きを調整する
ディスプレイへの直射日光や照明の映り込み(グレア)は眼精疲労の原因となるため、位置や向きの調整、ブラインドやカーテンの使用、反射防止型ディスプレイの採用などで防ぐ。室内を極端に暗くするのは逆効果。
この問題のページ:情報機器作業における作業環境の管理として →
問100腰痛予防の観点から、立ち作業における対策として適切なものはどれか。
- a床は硬いほど疲れにくい
- b同じ姿勢を長時間保つよう指導する
- c床は弾力性のある素材とし、片足を乗せられる踏み台を用意するなどして姿勢を変えられるようにする
- d作業台の高さは全員一律とする
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正解:c. 床は弾力性のある素材とし、片足を乗せられる踏み台を用意するなどして姿勢を変えられるようにする
立ち作業では、弾力性のある床材や滑りにくい靴を用い、片足を乗せられる踏み台を置くなどして姿勢を変えられるようにする。長時間の同一姿勢は避け、作業台の高さは作業者の体格に合わせて調節する。
この問題のページ:腰痛予防の観点から、立ち作業における対策 →
問101職場における受動喫煙防止対策の原則として、正しいものはどれか。
- a屋外であれば周囲への配慮は不要である
- b分煙していれば屋内での喫煙は自由である
- c喫煙室を設ければ20歳未満の者も立ち入ってよい
- d屋内は原則禁煙とし、喫煙を認める場合は基準を満たす喫煙室を設ける
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正解:d. 屋内は原則禁煙とし、喫煙を認める場合は基準を満たす喫煙室を設ける
健康増進法および安衛法により、屋内は原則禁煙とし、喫煙を認める場合は技術的基準(気流0.2m/s以上、区画、屋外排気)を満たす喫煙専用室等を設ける。20歳未満の者は喫煙室に立ち入れない。屋外でも受動喫煙防止への配慮が求められる。
この問題のページ:職場における受動喫煙防止対策の原則として →
問102高年齢労働者の安全衛生対策(エイジフレンドリーガイドライン)の考え方として、適切なものはどれか。
- a身体機能の低下を補う作業環境の改善や、体力に応じた作業内容の調整を行う
- b高年齢労働者には一律に軽作業のみを割り当てる
- c加齢による個人差はないものとして扱う
- d高年齢労働者の意見は聴かない
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正解:a. 身体機能の低下を補う作業環境の改善や、体力に応じた作業内容の調整を行う
エイジフレンドリーガイドラインでは、視力・筋力・平衡感覚などの低下を踏まえた作業環境の改善(照度の確保、段差の解消、転倒防止)や、体力に応じた作業内容の調整、健康・体力の把握などを求めている。加齢の影響には大きな個人差がある。
この問題のページ:高年齢労働者の安全衛生対策(エイジフレンドリーガイドライン… →
問103過重労働による健康障害を防止するための対策として、適切でないものはどれか。
- a時間外・休日労働時間の削減
- b年次有給休暇の取得促進
- c労働時間等の設定の改善
- d長時間労働者への面接指導の申出を理由とした人事評価の引下げ
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正解:d. 長時間労働者への面接指導の申出を理由とした人事評価の引下げ
面接指導の申出を理由とする不利益取扱いは禁止されている。過重労働対策は、時間外・休日労働の削減、年次有給休暇の取得促進、労働時間等の設定の改善、健康管理体制の整備と長時間労働者への面接指導の徹底が柱となる。
この問題のページ:過重労働による健康障害を防止するための対策として、適切でな… →
問104快適職場指針が示す「4つの視点」に含まれないものはどれか。
- a継続的かつ計画的な取組
- b労働者の意見の反映
- c個人差への配慮
- d作業効率の最大化
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正解:d. 作業効率の最大化
快適職場づくりの4つの視点は、(1)継続的かつ計画的な取組、(2)労働者の意見の反映、(3)個人差への配慮、(4)潤いへの配慮。作業効率の最大化そのものは指針の視点ではない。
この問題のページ:快適職場指針が示す「4つの視点」に含まれないもの →
問105労働衛生教育について、適切なものはどれか。
- a作業内容や職場のリスクに応じ、雇入れ時や作業内容変更時などの機会をとらえて計画的に行う
- b一度実施すれば繰り返す必要はない
- c管理職にのみ行えばよい
- d教育内容は全事業場で同一とする
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正解:a. 作業内容や職場のリスクに応じ、雇入れ時や作業内容変更時などの機会をとらえて計画的に行う
労働衛生教育は、雇入れ時・作業内容変更時などの機会をとらえ、作業内容や職場のリスクに応じた内容で計画的・継続的に実施する。労働衛生の3管理に「総括管理」と「労働衛生教育」を加えて5管理と呼ぶこともある。
この問題のページ:労働衛生教育 →
問106健康診断結果に基づく健康管理において、二次予防にあたる取組はどれか。
- a疾病の早期発見と早期治療につなげること
- b生活習慣の改善指導により発症を未然に防ぐこと
- c疾病になった者の social復帰を支援すること
- d職場環境を改善して有害要因を除去すること
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正解:a. 疾病の早期発見と早期治療につなげること
一次予防は発症の未然防止(健康教育・環境改善)、二次予防は早期発見・早期治療(健康診断とその事後措置)、三次予防は治療後の職場復帰支援や再発防止。健康診断は典型的な二次予防にあたる。
この問題のページ:健康診断結果に基づく健康管理において、二次予防にあたる取組 →
問107労働者の健康情報の取扱いに関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- a取扱い規程を定め、必要最小限の範囲で、目的を明確にして取り扱う
- b健康情報は事業場内で自由に共有してよい
- c健康診断の結果は上司全員に配布する
- d本人の同意なく第三者へ提供してよい
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正解:a. 取扱い規程を定め、必要最小限の範囲で、目的を明確にして取り扱う
労働者の心身の状態に関する情報は要配慮個人情報にあたり、取扱い規程を定めたうえで、目的を明確にし必要最小限の範囲で取り扱う。産業保健業務従事者以外に提供する場合は、必要に応じて情報を加工するなどの配慮が求められる。
この問題のページ:労働者の健康情報の取扱いに関する次の記述のうち →
問108労働衛生の「作業環境管理」に該当する取組はどれか。
- a事務室の照度を測定し、基準を満たすよう照明を改善する
- b作業時間を短縮する
- c健康診断を実施する
- d保護具の正しい装着方法を教育する
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正解:a. 事務室の照度を測定し、基準を満たすよう照明を改善する
作業環境管理は、作業環境中の有害要因を測定・評価し、設備等の改善により除去・低減する取組。照度の測定と改善はこれに該当する。作業時間の短縮や保護具の使用は作業管理、健康診断は健康管理。
この問題のページ:労働衛生の「作業環境管理」に該当する取組 →
問109職場における熱中症の応急処置として、適切でないものはどれか。
- a涼しい場所へ移し、衣服をゆるめて body を冷やす
- b意識がはっきりしていれば、水分と塩分を補給させる
- c意識障害がある場合は、経口で水分を与えて様子をみる
- d重症が疑われる場合は直ちに救急要請する
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正解:c. 意識障害がある場合は、経口で水分を与えて様子をみる
意識障害がある場合の経口摂取は誤嚥のおそれがあるため行わず、直ちに救急要請して身体を冷やしながら搬送する。涼しい場所への移動、衣服をゆるめての冷却、意識清明時の水分・塩分補給は適切。
この問題のページ:職場における熱中症の応急処置として、適切でないもの →
問110労働災害の発生に関する経験則で、1件の重大災害の背後に29件の軽傷災害と300件の傷害のない事故があるとするものを何というか。
- aハインリッヒの法則
- bパレートの法則
- cホーソン効果
- dハロー効果
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正解:a. ハインリッヒの法則
ハインリッヒの法則(1:29:300)は、1件の重大災害の背後に29件の軽傷災害と300件の傷害のない事故(ヒヤリハット)があるとする経験則。ヒヤリハットの段階で対策を打つことの重要性を示している。
この問題のページ:労働災害の発生に関する経験則で、1件の重大災害の背後に29… →
問111湿度が高い環境では、暑さによる負担が大きくなる。その主な理由として正しいものはどれか。
- a汗が蒸発しにくくなり、気化熱による放熱の効率が下がるため
- b皮膚の血管が収縮するため
- c代謝が低下するため
- dふく射熱が増加するため
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正解:a. 汗が蒸発しにくくなり、気化熱による放熱の効率が下がるため
湿度が高いと汗が蒸発しにくくなり、気化熱による放熱の効率が低下する。このため同じ気温でも湿度が高いほど体感的な暑さと熱中症のリスクが高まる。WBGTで湿球温度の重み付けが大きいのはこのためである。
この問題のページ:湿度が高い環境では、暑さによる負担が大きくなる。その主な理由 →
問112身体から周囲への熱の移動のうち、空気の流れによって熱が運び去られる現象を何というか。
- a対流
- b放射(輻射)
- c伝導
- d蒸発
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正解:a. 対流
対流は、皮膚に接した空気が温められて移動し、新たな冷たい空気が接することで熱が運び去られる現象。気流が大きいほど対流による放熱は増える。放射は電磁波、伝導は接触した物体への直接の熱移動。
この問題のページ:身体から周囲への熱の移動のうち、空気の流れによって熱が運び… →
問113在室者の呼出する二酸化炭素量が1人あたり0.02m³/h、室内基準0.1%、外気0.04%とするとき、10人が在室する事務室の必要換気量として最も近いものはどれか。
- a約333m³/h
- b約200m³/h
- c約100m³/h
- d約1,000m³/h
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正解:a. 約333m³/h
必要換気量=在室者全員の二酸化炭素呼出量÷(室内基準濃度-外気濃度)×100。0.02×10=0.2m³/h、(0.1-0.04)=0.06なので、0.2÷0.06×100=約333m³/h。濃度を%のまま扱う点に注意。
この問題のページ:在室者の呼出する二酸化炭素量が1人あたり0.02m³/h、… →
問114気積400m³の事務室で必要換気量が800m³/hであるとき、1時間あたりの換気回数はいくらか。
- a2回
- b0.5回
- c4回
- d20回
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正解:a. 2回
換気回数=必要換気量÷気積=800÷400=2回/h。換気回数は室の空気が1時間に何回入れ替わるかを示す指標で、事務室ではおおむね数回程度が目安となる。
この問題のページ:気積400m³の事務室で必要換気量が800m³/hであると… →
問115光に関する単位の組合せとして、正しいものはどれか。
- a照度 — ルクス、光度 — カンデラ、光束 — ルーメン
- b照度 — カンデラ、光度 — ルクス、光束 — ルーメン
- c照度 — ルーメン、光度 — ルクス、光束 — カンデラ
- dいずれもルクスで表す
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正解:a. 照度 — ルクス、光度 — カンデラ、光束 — ルーメン
照度はある面が受ける明るさでルクス(lx)、光度は光源そのものの明るさでカンデラ(cd)、光束は光源から出る光の量でルーメン(lm)。単位の対応が問われる。
この問題のページ:光に関する単位の組合せとして →
問116照明方法のうち、光源からの光を天井や壁に反射させて室内を照らす方式の特徴として正しいものはどれか。
- a間接照明といい、影ができにくくまぶしさも少ない
- b直接照明といい、効率がよく影が濃い
- c全般照明といい、局部照明の10分の1以上の照度が必要である
- d局部照明といい、手元だけを照らす
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正解:a. 間接照明といい、影ができにくくまぶしさも少ない
光を天井や壁に反射させて照らす方式を間接照明といい、影ができにくくグレアも少ないが、照明効率は直接照明より劣る。作業内容に応じて直接照明・間接照明・全般照明・局部照明を組み合わせる。
この問題のページ:照明方法のうち、光源からの光を天井や壁に反射させて室内を照… →
問117ノロウイルスの消毒に有効な方法として、正しいものはどれか。
- a次亜塩素酸ナトリウムによる消毒や、85〜90℃で90秒以上の加熱
- b消毒用アルコールによる清拭のみで十分である
- c逆性石けんによる消毒が最も有効である
- d紫外線照射のみで確実に不活化できる
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正解:a. 次亜塩素酸ナトリウムによる消毒や、85〜90℃で90秒以上の加熱
ノロウイルスはエンベロープを持たないため消毒用アルコールが効きにくく、次亜塩素酸ナトリウムによる消毒や十分な加熱(85〜90℃で90秒以上)が有効。吐물の処理では飛散を防ぎながら次亜塩素酸で消毒する。
この問題のページ:ノロウイルスの消毒に有効な方法として →
問118食品を保存する際の細菌の増殖を抑える方法として、適切なものはどれか。
- a低温で保存し、調理後は速やかに冷却する
- b常温で長時間放置してから冷蔵する
- c室温で保存すれば増殖しない
- d加熱した食品は何時間放置しても安全である
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正解:a. 低温で保存し、調理後は速やかに冷却する
多くの細菌は室温付近で活発に増殖するため、低温保存と調理後の速やかな冷却が重要。「つけない・増やさない・やっつける」の3原則のうち「増やさない」にあたる対策である。
この問題のページ:食品を保存する際の細菌の増殖を抑える方法として →
問119手洗いを行うべきタイミングとして、特に重要でないものはどれか。
- aパソコンで書類を作成した後
- bトイレの使用後
- c調理の前
- d食事の前
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正解:a. パソコンで書類を作成した後
感染対策としての手洗いは、トイレの使用後、調理の前、食事の前、外出からの帰宅時、嘔吐物等を処理した後などが特に重要。書類作成後の手洗いが不要というわけではないが、優先度は相対的に低い。
この問題のページ:手洗いを行うべきタイミングとして、特に重要でないもの →
問120予防接種の原理として、正しいものはどれか。
- aあらかじめ抗原を投与して免疫を獲得させ、感染や発症を防ぐ
- b抗生物質を投与して細菌を殺す
- c感染源を物理的に隔離する
- d免疫を抑制して症状を和らげる
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正解:a. あらかじめ抗原を投与して免疫を獲得させ、感染や発症を防ぐ
予防接種は、弱毒化・不活化した病原体やその一部(抗原)をあらかじめ投与し、抗体の産生など免疫を獲得させることで感染や重症化を防ぐ。感受性のある宿主への対策にあたる。
この問題のページ:予防接種の原理として →
問121在籍労働者数200人、そのうち健康診断で有所見と判定された者が50人であった場合の有所見率はいくらか。
- a25%
- b50%
- c4%
- d20%
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正解:a. 25%
有所見率=有所見者数÷受診者(在籍)数×100=50÷200×100=25%。ある時点での状態を示す静態データであり、一定期間の新規発生を示す発生率とは区別する。
この問題のページ:在籍労働者数200人、そのうち健康診断で有所見と判定された… →
問122集団の代表値に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a平均値が同じでも、標準偏差が異なればデータのばらつきは異なる
- b平均値が同じならばらつきも同じである
- c標準偏差はデータの中心を示す値である
- d中央値と平均値は常に一致する
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正解:a. 平均値が同じでも、標準偏差が異なればデータのばらつきは異なる
平均値はデータの中心的傾向を、標準偏差はばらつきの大きさを示す。平均値が同じでも標準偏差が異なれば分布の形はまったく異なる。分布が偏っていると平均値と中央値は一致しない。
この問題のページ:集団の代表値に関する次の記述のうち →
問123健康診断のスクリーニングにおける「偽陰性」の説明として、正しいものはどれか。
- a疾病がある人を、検査で正常と判定してしまうこと
- b疾病がない人を、検査で異常と判定してしまうこと
- c検査を受けなかった人のこと
- d検査値が基準値と一致すること
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正解:a. 疾病がある人を、検査で正常と判定してしまうこと
偽陰性は、疾病があるのに検査で正常と判定してしまう見落とし。偽陽性は、疾病がないのに異常と判定すること。労働衛生では見落としを避けるためスクリーニングレベルを低めに設定し、偽陽性が多くなることを許容する。
この問題のページ:健康診断のスクリーニングにおける「偽陰性」の説明として →
問124労働災害の統計における「強度率」の説明として、正しいものはどれか。
- a1,000延実労働時間当たりの労働損失日数
- b100万延実労働時間当たりの死傷者数
- c1年間の災害件数
- d在籍者数に対する被災者の割合
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正解:a. 1,000延実労働時間当たりの労働損失日数
強度率は1,000延実労働時間当たりの労働損失日数で、災害の重さを表す。度数率は100万延実労働時間当たりの死傷者数で、災害の発生頻度を表す。両者をあわせて災害の実態を評価する。
この問題のページ:労働災害の統計における「強度率」の説明として →
問125捻挫や打撲の応急手当の基本(RICE)に含まれないものはどれか。
- a加温(Warming)
- b安静(Rest)
- c冷却(Icing)
- d圧迫(Compression)
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正解:a. 加温(Warming)
RICEは安静(Rest)・冷却(Icing)・圧迫(Compression)・挙上(Elevation)の頭文字。受傷直後は加温ではなく冷却が基本で、腫れと内出血を抑える。
この問題のページ:捻挫や打撲の応急手当の基本(RICE)に含まれないもの →
問126熱傷の重症度を判断する際に用いられる、体表面積の割合を概算する方法を何というか。
- a9の法則
- b3の法則
- c5の法則
- d10の法則
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正解:a. 9の法則
成人では、頭部9%、片腕9%、体幹前面18%、体幹背面18%、片脚18%、陰部1%として体表面積の割合を概算する「9の法則」が用いられる。一般にⅡ度以上で体表面積の20%以上に及ぶと重症とされる。
この問題のページ:熱傷の重症度を判断する際に用いられる、体表面積の割合を概算… →
問127薬品などが目に入ったときの応急手当として、適切なものはどれか。
- a直ちに大量の清浄な流水で15分以上洗眼する
- b目をこすってから受診する
- c中和するために別の薬品を入れる
- d洗わずにガーゼで覆って受診する
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正解:a. 直ちに大量の清浄な流水で15分以上洗眼する
薬品が目に入った場合は、直ちに大量の清浄な流水で15分以上洗眼し、その後速やかに眼科を受診する。中和のために別の薬品を用いるのは化学反応で熱を生じるおそれがあり危険。
この問題のページ:薬品などが目に入ったときの応急手当として →
問128感電した人を救助する際にまず行うべきことはどれか。
- a電源を切るなどして通電を止め、救助者自身の安全を確保する
- b直ちに傷病者に触れて引き離す
- c水をかけて冷やす
- d傷病者を揺すって意識を確認する
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正解:a. 電源を切るなどして通電を止め、救助者自身の安全を確保する
感電事故ではまず電源を切るなどして通電を止め、救助者自身が感電しないよう安全を確保する。通電したまま素手で触れると二次災害を招く。安全確保後に反応と呼吸を確認し、必要なら心肺蘇生を行う。
この問題のページ:感電した人を救助する際にまず行うべきこと →
問129溺水者に対する救助・応急手当として適切なものはどれか。
- a救助者の安全を確保したうえで水中から引き上げ、反応と呼吸を確認して必要なら心肺蘇生を行う
- b腹部を圧迫して水を吐かせることを最優先する
- c水を吐かせるまで心肺蘇生は行わない
- d自力で泳いで救助することを常に優先する
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正解:a. 救助者の安全を確保したうえで水中から引き上げ、反応と呼吸を確認して必要なら心肺蘇生を行う
溺水では、まず救助者の安全を確保して引き上げ、反応と呼吸を確認して必要なら直ちに心肺蘇生を開始する。水を吐かせることに時間を費やしてはならない。可能な限り浮き輪やロープを使い、飛び込み救助は避ける。
この問題のページ:溺水者に対する救助・応急手当 →
問130「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」が示す職場復帰支援の流れとして、最初のステップはどれか。
- a病気休業開始および休業中のケア
- b職場復帰の可否の判断および職場復帰支援プランの作成
- c最終的な職場復帰の決定
- d職場復帰後のフォローアップ
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正解:a. 病気休業開始および休業中のケア
手引きは、(1)病気休業開始および休業中のケア、(2)主治医による職場復帰可能の判断、(3)職場復帰の可否の判断および復帰支援プランの作成、(4)最終的な職場復帰の決定、(5)職場復帰後のフォローアップ、の5ステップを示している。
この問題のページ:「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」… →
問131職場におけるハラスメント対策として、事業主に求められる措置はどれか。
- a方針の明確化と周知啓発、相談体制の整備、事後の迅速かつ適切な対応など
- b被害者に配置転換を強制すること
- c相談者の氏名を公表すること
- d特に対応は不要である
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正解:a. 方針の明確化と周知啓発、相談体制の整備、事後の迅速かつ適切な対応など
事業主には、ハラスメントを行ってはならない旨の方針の明確化と周知啓発、相談窓口の設置など相談体制の整備、事案発生時の迅速かつ適切な対応、相談者のプライバシー保護と不利益取扱いの禁止などが求められる。
この問題のページ:職場におけるハラスメント対策として、事業主に求められる措置 →
問132テレワークにおける労働衛生管理として、適切なものはどれか。
- a自宅等の作業環境についても、照度や机・椅子の高さなど作業環境整備の目安を示し、労働者に周知する
- b自宅の環境は私的領域なので一切関与しない
- c労働時間の把握は不要である
- d健康診断の対象外となる
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正解:a. 自宅等の作業環境についても、照度や机・椅子の高さなど作業環境整備の目安を示し、労働者に周知する
テレワークでも事業者の安全配慮義務は及ぶため、作業環境整備の目安(照度、机・椅子、換気など)を示して周知し、労働時間の適正な把握、コミュニケーション不足による孤立やメンタル不調への配慮が求められる。健康診断の対象でもある。
この問題のページ:テレワークにおける労働衛生管理として →
問133交替制勤務や夜勤が健康に及ぼす影響として、正しいものはどれか。
- a概日リズムが乱れ、睡眠障害や消化器症状などを起こしやすい
- b健康への影響はまったくない
- c夜勤に慣れれば概日リズムは完全に順応する
- d夜勤は昼勤より疲労が少ない
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正解:a. 概日リズムが乱れ、睡眠障害や消化器症状などを起こしやすい
夜勤・交替制勤務では体内時計(概日リズム)と勤務時間帯のずれが生じ、睡眠障害・消化器症状・疲労の蓄積などを起こしやすい。勤務間隔の確保、仮眠の導入、明るさの調整などの配慮が求められる。
この問題のページ:交替制勤務や夜勤が健康に及ぼす影響として →
問134腰痛予防対策指針が対象とする作業に含まれないものはどれか。
- aデスクでの短時間の書類確認
- b重量物取扱い作業
- c介護・看護作業
- d立ち作業
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正解:a. デスクでの短時間の書類確認
指針は、重量物取扱い作業、立ち作業、座り作業、福祉・医療分野等における介護・看護作業、車両運転等の作業を主な対象としている。短時間の書類確認は特段の腰痛リスク作業とはされていない。
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問135介護作業における腰痛予防対策として、適切なものはどれか。
- aリフト等の福祉用具を積極的に活用し、人力のみの抱え上げを原則行わせない
- b介護者は必ず1人で抱え上げる
- c腰痛は避けられないものとして対策しない
- dベッドの高さは常に最も低くする
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正解:a. リフト等の福祉用具を積極的に活用し、人力のみの抱え上げを原則行わせない
介護作業では、リフトやスライディングシートなどの福祉用具を積極的に使用し、原則として人力のみの抱え上げは行わせないこととされている。やむを得ず行う場合は複数人で作業し、ベッドの高さを調整する。
この問題のページ:介護作業における腰痛予防対策として →
問136特定健康診査・特定保健指導の主な目的として、正しいものはどれか。
- aメタボリックシンドロームに着目し、生活習慣病の発症や重症化を予防すること
- b感染症の early発見
- c有害業務による健康障害の early発見
- d作業環境の測定
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正解:a. メタボリックシンドロームに着目し、生活習慣病の発症や重症化を予防すること
特定健康診査・特定保健指導は、40歳から74歳を対象に、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目して生活習慣病の発症・重症化を予防することを目的とする、医療保険者が実施する制度である。
この問題のページ:特定健康診査・特定保健指導の主な目的として →
問137喫煙が健康に及ぼす影響として、正しいものはどれか。
- a肺がんをはじめとする各種のがん、虚血性心疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などのリスクを高める
- b健康影響は喫煙者本人に限られる
- c受動喫煙による健康影響は確認されていない
- d喫煙は動脈硬化と無関係である
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正解:a. 肺がんをはじめとする各種のがん、虚血性心疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)などのリスクを高める
喫煙は各種のがん、虚血性心疾患、脳血管疾患、COPDなど多くの疾患のリスクを高め、動脈硬化も促進する。受動喫煙によっても肺がんや虚血性心疾患のリスクが高まることが知られており、職場での防止対策が義務づけられている。
この問題のページ:喫煙が健康に及ぼす影響として →
問138睡眠時無呼吸症候群に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a睡眠中に呼吸が繰り返し停止する状態で、日中の強い眠気により作業中の事故につながることがある
- b健康への影響はない
- c日中の眠気とは関係しない
- d肥満とはまったく関係がない
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正解:a. 睡眠中に呼吸が繰り返し停止する状態で、日中の強い眠気により作業中の事故につながることがある
睡眠時無呼吸症候群は睡眠中に呼吸が繰り返し停止する状態で、日中の強い眠気や集中力低下を招き、運転や作業中の事故につながることがある。肥満が危険因子の一つで、高血圧など循環器疾患のリスクも高める。
この問題のページ:睡眠時無呼吸症候群に関する次の記述のうち →
問139生活習慣病の予防に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- a食生活・運動・喫煙・飲酒・休養などの生活習慣の改善が基本となる
- b遺伝的要因のみで決まるため予防できない
- c薬物療法だけで予防できる
- d健康診断は予防と無関係である
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正解:a. 食生活・運動・喫煙・飲酒・休養などの生活習慣の改善が基本となる
生活習慣病は、食生活・運動習慣・喫煙・飲酒・休養などの生活習慣が発症や進行に関与する疾患群。健康診断による early発見(二次予防)と、生活習慣の改善による発症予防(一次予防)の両輪で対策する。
この問題のページ:生活習慣病の予防に関する次の記述のうち →
問140事業場における健康保持増進措置(THP)の進め方として、適切なものはどれか。
- a事業場の実態を踏まえて計画を策定し、PDCAサイクルにより継続的に運用する
- b一度実施すれば見直しは不要である
- c希望者が個人で取り組めばよく、事業場としての体制整備は不要である
- d健康測定の結果を人事評価に用いる
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正解:a. 事業場の実態を踏まえて計画を策定し、PDCAサイクルにより継続的に運用する
THPは、健康保持増進計画の策定、体制の整備、実施、評価・改善というPDCAサイクルにより継続的・計画的に運用する。健康情報は適正に取り扱い、人事評価に用いてはならない。
この問題のページ:事業場における健康保持増進措置(THP)の進め方として →
問141事務所における騒音対策として、適切なものはどれか。
- a発生源の対策(低騒音機器の採用・配置の工夫)を優先し、必要に応じ遮音・吸音を行う
- b労働者に耳栓を配布すれば足りる
- c騒音は事務所では問題にならない
- d音源に近づいて作業させる
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正解:a. 発生源の対策(低騒音機器の採用・配置の工夫)を優先し、必要に応じ遮音・吸音を行う
騒音対策は、発生源対策(低騒音機器の採用、配置の工夫、防振)を最優先し、次に伝ぱ経路対策(遮音・吸音・距離)、最後に受音者対策(保護具)の順で検討する。事務所でも機器音や話し声が作業能率に影響しうる。
この問題のページ:事務所における騒音対策として →
問142労働衛生における「作業環境測定」の意義として、正しいものはどれか。
- a作業環境中の有害要因の状態を把握し、改善の要否を判断する客観的な根拠となる
- b労働者個人の健康状態を診断するものである
- c作業能率を評価するものである
- d測定結果は改善に用いない
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正解:a. 作業環境中の有害要因の状態を把握し、改善の要否を判断する客観的な根拠となる
作業環境測定は、作業環境中の有害要因の状態を定量的に把握し、改善の要否を判断する客観的な根拠となる。個人の健康状態を評価する健康診断とは目的が異なり、両者を組み合わせて労働衛生管理を行う。
この問題のページ:労働衛生における「作業環境測定」の意義として →
問143労働衛生管理体制において、衛生管理者が担う役割として適切なものはどれか。
- a作業場の巡視や環境の調査を行い、問題を見つけて改善につなげる実務の中核を担う
- b医学的な診断を行う
- c労働者の人事評価を行う
- d労働基準監督署の監督業務を行う
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正解:a. 作業場の巡視や環境の調査を行い、問題を見つけて改善につなげる実務の中核を担う
衛生管理者は、週1回の作業場巡視、作業環境の調査、衛生教育、記録の整備などを通じて職場の衛生管理の実務を担う。医学的判断は産業医、監督は労働基準監督官の役割であり、役割分担を理解しておく。
この問題のページ:労働衛生管理体制において、衛生管理者が担う役割 →
問144健康診断の受診率を高めるための取組として、適切でないものはどれか。
- a未受診者の氏名を職場に掲示する
- b受診しやすい日程や場所を複数用意する
- c受診の意義を周知し、勤務時間中の受診に配慮する
- d個別に受診勧奨を行う
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正解:a. 未受診者の氏名を職場に掲示する
未受診者の氏名の掲示はプライバシーの侵害にあたり不適切。受診しやすい日程・場所の設定、意義の周知、勤務時間中の受診への配慮、個別の受診勧奨などが適切な取組となる。
この問題のページ:健康診断の受診率を高めるための取組として、適切でないもの →
問145職場における救急用具について、適切なものはどれか。
- a備え付ける場所と使用方法を労働者に周知し、定期的に点検・補充する
- b衛生管理者だけが場所を知っていればよい
- c一度備え付ければ点検は不要である
- d使用期限の管理は必要ない
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正解:a. 備え付ける場所と使用方法を労働者に周知し、定期的に点検・補充する
救急用具は、備え付け場所と使用方法を労働者に周知し、定期的に点検して不足や期限切れを補充する必要がある。労働衛生保護具・救急用具の点検・整備は衛生管理者の職務にも含まれる。
この問題のページ:職場における救急用具 →
問146職場巡視で確認すべき事項として、労働衛生の観点から適切でないものはどれか。
- a各労働者の業務成績の達成状況
- b照度・温度・換気などの作業環境の状態
- c通路や避難経路の確保状況
- d休憩室やトイレの清潔の保持状況
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正解:a. 各労働者の業務成績の達成状況
業務成績の確認は労働衛生の職場巡視の目的ではない。巡視では、作業環境(照度・温湿度・換気)、設備や作業方法の安全衛生上の問題、通路・避難経路の確保、清潔の保持、救急用具の状態などを確認する。
この問題のページ:職場巡視で確認すべき事項として、労働衛生の観点から適切でな… →
問147労働衛生の「5管理」に含まれないものはどれか。
- a品質管理
- b作業環境管理
- c作業管理
- d労働衛生教育
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正解:a. 品質管理
労働衛生の5管理は、作業環境管理・作業管理・健康管理の3管理に、総括管理と労働衛生教育を加えたもの。品質管理は製品の品質に関する概念であり含まれない。
この問題のページ:労働衛生の「5管理」に含まれないもの →
問148職場における熱中症の発生要因として、環境要因に該当しないものはどれか。
- a労働者の睡眠不足や体調不良
- b気温・湿度が高いこと
- c風がなく通風が悪いこと
- d直射日光やふく射熱が強いこと
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正解:a. 労働者の睡眠不足や体調不良
睡眠不足・体調不良・持病・暑熱順化の状況などは主体要因(個人側の要因)。気温・湿度・気流・ふく射熱は環境要因、作業強度や作業時間・服装は作業要因にあたる。3つの側面から対策を考える。
この問題のページ:職場における熱中症の発生要因として、環境要因に該当しないもの →
問149作業環境の改善を検討する際の考え方として、最も適切なものはどれか。
- a労働者への負担を設備や作業方法の側で減らすことを優先し、個人の努力や我慢に依存しない
- b労働者の慣れによって解決を図る
- c保護具の使用を最優先の対策とする
- d作業者の体力に応じて各自で工夫させる
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正解:a. 労働者への負担を設備や作業方法の側で減らすことを優先し、個人の努力や我慢に依存しない
労働衛生対策は、設備や作業方法など環境の側を改善することを優先し、個人の努力・我慢や保護具に依存しないのが原則。保護具は最後の手段として位置づけられる。
この問題のページ:作業環境の改善を検討する際の考え方として →
問150衛生委員会でメンタルヘルス対策を審議する際に、特に配慮すべきこととして正しいものはどれか。
- a個人が特定されないよう配慮し、個別の事例ではなく職場全体の課題として審議する
- b不調者の氏名と診断名を共有する
- c審議の内容は非公開とし、労働者には一切知らせない
- d産業医は関与させない
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正解:a. 個人が特定されないよう配慮し、個別の事例ではなく職場全体の課題として審議する
メンタルヘルスに関する審議では、個人が特定されないよう十分に配慮し、職場環境の改善など全体の課題として扱う。議事の概要は労働者に周知するが、個人情報は厳格に保護する。産業医は委員として関与する。
この問題のページ:衛生委員会でメンタルヘルス対策を審議する際に、特に配慮すべ… →
問151屋内におけるWBGT(暑さ指数)の算出に用いる測定値の組合せとして、正しいものはどれか。
- a自然湿球温度と黒球温度
- b乾球温度と気流速度
- c乾球温度と気圧
- d黒球温度と気圧
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正解:a. 自然湿球温度と黒球温度
屋内および日射のない屋外では、WBGT=0.7×自然湿球温度+0.3×黒球温度で算出する。日射のある屋外では、これに乾球温度を加えた3つの値(0.7×自然湿球+0.2×黒球+0.1×乾球)を用いる。
この問題のページ:屋内におけるWBGT(暑さ指数)の算出に用いる測定値の組合… →
問152機械換気のうち、給気・排気の両方を送風機で行う方式を何というか。
- a第1種機械換気
- b第2種機械換気
- c第3種機械換気
- d自然換気
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正解:a. 第1種機械換気
第1種は給気・排気とも機械で行う方式、第2種は給気のみ機械(室内が正圧)、第3種は排気のみ機械(室内が負圧)。有害物を扱う室では汚染の拡散を防ぐため負圧とする第3種が適する場合がある。
この問題のページ:機械換気のうち、給気・排気の両方を送風機で行う方式を何とい… →
問153室内空気を汚染する物質のうち、建材や接着剤から発生し、シックハウス症候群の原因となるものはどれか。
- aホルムアルデヒド
- b窒素
- cアルゴン
- dヘリウム
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正解:a. ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドは合板や接着剤などから放散され、目や気道の刺激症状を起こし、シックハウス症候群の主要な原因物質とされる。換気の確保と低放散建材の使用が対策となる。
この問題のページ:室内空気を汚染する物質のうち、建材や接着剤から発生し、シッ… →
問154気流の測定に用いられる器具として、適切なものはどれか。
- aカタ温度計や熱線風速計
- b黒球温度計
- cアスマン通風乾湿計
- dオージオメータ
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正解:a. カタ温度計や熱線風速計
微風速の測定にはカタ温度計や熱線風速計を用いる。黒球温度計はふく射熱、アスマン通風乾湿計は気温と湿度、オージオメータは聴力の測定に用いる器具である。
この問題のページ:気流の測定に用いられる器具として →
問155セレウス菌による食中毒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- a米飯やめん類などでみられ、嘔吐型と下痢型がある
- b海産魚介類のみが原因となる
- c冬季のウイルス性食中毒である
- d自然毒による食中毒である
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正解:a. 米飯やめん類などでみられ、嘔吐型と下痢型がある
セレウス菌は土壌など自然界に広く分布し、米飯・めん類・スパゲッティなどのでんぷん質食品で増殖する。嘔吐型と下痢型があり、嘔吐型の毒素は耐熱性で加熱では防ぎにくい。
この問題のページ:セレウス菌による食中毒に関する次の記述のうち →
問156アニサキスによる食中毒(食品衛生上の健康被害)の原因と予防法として、正しいものはどれか。
- aサバ・イカなどの生食が原因で、冷凍または十分な加熱により予防できる
- b細菌が産生する毒素が原因である
- c食酢や塩漬けで確実に死滅する
- d加熱しても予防できない
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正解:a. サバ・イカなどの生食が原因で、冷凍または十分な加熱により予防できる
アニサキスはサバ・イカ・サンマなどに寄生する線虫で、生食により激しい腹痛を起こす。中心温度70℃以上の加熱またはマイナス20℃で24時間以上の冷凍で死滅するが、食酢や塩漬け・わさびでは死滅しない。
この問題のページ:アニサキスによる食中毒(食品衛生上の健康被害)の原因と予防… →
問157感染性胃腸炎が事業場で集団発生した場合の初動対応として、適切でないものはどれか。
- a原因が判明するまで、嘔吐物はそのままにしておく
- b有症者を就業から離し、医療機関の受診を勧める
- c嘔吐物は使い捨て手袋・マスクを用い、飛散しないよう処理して次亜塩素酸ナトリウムで消毒する
- d手洗いの徹底を周知し、保健所等に相談する
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正解:a. 原因が判明するまで、嘔吐物はそのままにしておく
嘔吐物を放置するとウイルスが乾燥して空気中に舞い上がり、感染が拡大する。使い捨て手袋・マスク・エプロンを用いて速やかに処理し、次亜塩素酸ナトリウムで消毒する。有症者の就業制限と手洗い徹底、保健所への相談も重要。
この問題のページ:感染性胃腸炎が事業場で集団発生した場合の初動対応として、適… →
問158インフルエンザの職場での感染拡大防止策として、適切でないものはどれか。
- a発熱があっても軽症であれば通常どおり出勤させる
- b咳エチケットと手洗いを周知する
- c室内の適度な湿度を保ち、換気を行う
- d予防接種の機会を提供する
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正解:a. 発熱があっても軽症であれば通常どおり出勤させる
発熱等の症状がある労働者を出勤させると職場内で感染が拡大する。症状のある者の休養、咳エチケットと手洗いの徹底、適度な湿度の保持と換気、予防接種の機会の提供などが適切な対策となる。
この問題のページ:インフルエンザの職場での感染拡大防止策として、適切でないもの →
問159在籍労働者の延所定労働日数が20,000日、疾病休業延日数が100日であった場合の疾病休業日数率はいくらか。
- a0.5
- b5.0
- c0.05
- d50
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正解:a. 0.5
疾病休業日数率=疾病休業延日数÷在籍労働者の延所定労働日数×100=100÷20,000×100=0.5。分母が延所定労働「日数」である点(病休強度率や度数率は延実労働「時間数」)に注意。
この問題のページ:在籍労働者の延所定労働日数が20,000日、疾病休業延日数… →
問160労働災害統計における「労働損失日数」の考え方として、正しいものはどれか。
- a死亡や身体障害が残った場合、障害等級に応じて定められた日数に換算する
- b実際に休業した日数のみを数える
- c死亡の場合は0日として扱う
- d損失日数という概念はない
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正解:a. 死亡や身体障害が残った場合、障害等級に応じて定められた日数に換算する
労働損失日数は、死亡および永久全労働不能を7,500日とするなど、障害等級に応じた換算日数を用いる。休業の場合は休業日数に年間所定労働日数/365を乗じて算出する。強度率の算定に用いられる。
この問題のページ:労働災害統計における「労働損失日数」の考え方として →
問161健康診断のスクリーニングにおける「カットオフ値(スクリーニングレベル)」の設定について、労働衛生上の考え方として正しいものはどれか。
- a見落とし(偽陰性)を減らすことを重視し、低めに設定する
- b偽陽性を減らすことを重視し、高めに設定する
- c設定値は結果に影響しない
- d医師が個別に自由に決める
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正解:a. 見落とし(偽陰性)を減らすことを重視し、低めに設定する
労働衛生におけるスクリーニングは、疾病の見落としを防ぐことを重視するため、カットオフ値は低めに設定される。その結果、正常者を異常と判定する偽陽性が多くなるが、精密検査で確認する運用となる。
この問題のページ:健康診断のスクリーニングにおける「カットオフ値(スクリーニ… →
問162健康診断データの分析において、集団の分布を把握するために有用な指標の組合せとして正しいものはどれか。
- a平均値・中央値・標準偏差
- b度数率・強度率・年千人率
- c気温・湿度・気流
- d感度・特異度・有病率
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正解:a. 平均値・中央値・標準偏差
集団の分布の把握には、中心的傾向を示す平均値・中央値と、ばらつきを示す標準偏差が用いられる。度数率・強度率は労働災害統計、感度・特異度はスクリーニング検査の性能評価に用いる指標である。
この問題のページ:健康診断データの分析において、集団の分布を把握するために有… →
問163出血性ショックの症状として、特徴的なものはどれか。
- a顔面蒼白、冷汗、脈が速く弱くなる
- b顔面紅潮、体温上昇、脈が遅くなる
- c皮膚の乾燥と発熱のみ
- d症状は現れない
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正解:a. 顔面蒼白、冷汗、脈が速く弱くなる
出血性ショックでは、循環血液量の減少により顔面蒼白・冷汗・脈が速く弱い(頻脈微弱)・意識レベルの低下などがみられる。保温に努め仰向けに寝かせて安静を保ち、直ちに救急要請する。
この問題のページ:出血性ショックの症状として、特徴的なもの →
問164頭部を強く打った傷病者への対応として、適切でないものはどれか。
- a意識がはっきりしていれば、そのまま作業を継続させる
- b意識状態・嘔吐・けいれんの有無などを観察する
- c受傷直後に異常がなくても、しばらく経過を観察する
- d意識障害や繰り返す嘔吐があれば直ちに救急要請する
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正解:a. 意識がはっきりしていれば、そのまま作業を継続させる
頭部外傷では受傷直後に異常がなくても、時間が経ってから頭蓋内出血の症状が現れることがある。作業を継続させず、意識状態・嘔吐・けいれん・頭痛の増強などを観察し、異常があれば直ちに救急要請する。
この問題のページ:頭部を強く打った傷病者への対応として、適切でないもの →
問165化学熱傷(薬傷)の応急手当として、最も適切なものはどれか。
- a付着した衣類を取り除き、直ちに大量の流水で長時間洗い流す
- b中和剤をかけて反応させる
- cそのまま医療機関へ搬送する
- d軟膏を塗ってから包帯を巻く
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正解:a. 付着した衣類を取り除き、直ちに大量の流水で長時間洗い流す
化学熱傷では、汚染された衣類を速やかに取り除き、直ちに大量の流水で長時間(15分以上を目安に)洗い流す。中和剤の使用は発熱反応により損傷を悪化させるおそれがあるため行わない。
この問題のページ:化学熱傷(薬傷)の応急手当として →
問166傷病者の搬送に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
- a傷病の状態に応じた体位をとらせ、できるだけ振動を与えないように搬送する
- bできるだけ速く走って搬送する
- c常に座位で搬送する
- d搬送中の観察は不要である
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正解:a. 傷病の状態に応じた体位をとらせ、できるだけ振動を与えないように搬送する
搬送は、傷病の状態に応じた体位(意識のない場合は回復体位、ショック時は仰臥位など)をとらせ、振動を与えないよう慎重に行う。搬送中も意識・呼吸・顔色などの観察を続ける必要がある。
この問題のページ:傷病者の搬送に関する次の記述のうち →
問167低体温症が疑われる傷病者への対応として、適切なものはどれか。
- a濡れた衣服を取り除き、毛布などで保温しながら医療機関へ搬送する
- b熱い湯に浸けて急速に加温する
- cアルコールを飲ませて体を温める
- d屋外で安静にさせる
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正解:a. 濡れた衣服を取り除き、毛布などで保温しながら医療機関へ搬送する
低体温症では、濡れた衣服を取り除き、毛布や衣類で全身を保温しながら暖かい場所へ移し、医療機関へ搬送する。急速な加温や飲酒は循環動態を乱すおそれがあり不適切である。
この問題のページ:低体温症が疑われる傷病者への対応として →
問168情報機器作業のガイドラインにおける作業区分の考え方として、正しいものはどれか。
- a作業時間や作業の拘束性などに応じて区分し、区分に応じた健康管理を行う
- bすべての作業者を一律に扱う
- c年齢のみで区分する
- d職位で区分する
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正解:a. 作業時間や作業の拘束性などに応じて区分し、区分に応じた健康管理を行う
ガイドラインでは、1日の作業時間や作業の拘束性、上肢の反復作業の程度などに応じて作業を区分し、区分に応じて健康診断の対象範囲や作業管理の内容を定めることとしている。一律の運用は求めていない。
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問169情報機器作業による健康影響として、典型的でないものはどれか。
- aじん肺
- b眼精疲労やドライアイ
- c頸肩腕部の痛みやこり
- d精神的ストレス
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正解:a. じん肺
じん肺は粉じんの吸入による疾病で、情報機器作業とは関係しない。情報機器作業では、眼精疲労・ドライアイなどの眼の症状、頸肩腕部や腰背部の筋骨格系症状、精神的ストレスが主な健康影響となる。
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問170職場の照明設備の保守について、適切なものはどれか。
- aランプや反射板の汚れ、ランプの劣化により照度が低下するため、定期的に清掃・交換する
- b設置すれば保守は不要である
- c照度は経年変化しない
- dランプが切れてから交換すれば十分である
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正解:a. ランプや反射板の汚れ、ランプの劣化により照度が低下するため、定期的に清掃・交換する
ランプや反射板の汚れ、ランプ自体の劣化により照度は経年的に低下する。6か月以内ごとの定期点検に加え、定期的な清掃と計画的なランプ交換により所要の照度を維持する必要がある。
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問171座り作業における腰痛予防の観点から、適切な椅子の条件として正しいものはどれか。
- a座面の高さが調節でき、背もたれで腰部を支えられること
- b座面が高く固定されていること
- c背もたれがないこと
- dキャスターが動かないよう固定されていること
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正解:a. 座面の高さが調節でき、背もたれで腰部を支えられること
椅子は座面の高さが調節でき、安定していて、背もたれにより腰部を支えられるものが望ましい。足の裏全体が床につく高さとし、必要に応じて足台を用いる。長時間の同一姿勢を避けることも重要。
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問172高年齢労働者に多い労働災害の型として、特に注意すべきものはどれか。
- a転倒および墜落・転落
- b感電
- c有機溶剤中毒
- d騒音性難聴
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正解:a. 転倒および墜落・転落
高年齢労働者では、平衡感覚や筋力・視力の低下により転倒や墜落・転落による災害が多い。段差の解消、手すりの設置、照度の確保、床の滑り対策などのハード面の改善が有効な対策となる。
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問173メンタルヘルスケアにおける「事業場外資源」の例として、適切なものはどれか。
- a地域産業保健センター、外部のEAP機関、医療機関
- b社内の衛生管理者
- c社内の産業医
- d直属の上司
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正解:a. 地域産業保健センター、外部のEAP機関、医療機関
事業場外資源には、地域産業保健センター、産業保健総合支援センター、外部EAP機関、医療機関などがある。社内の産業医・衛生管理者・保健師は事業場内産業保健スタッフ等、上司はラインによるケアの担い手。
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問174ストレスチェックの結果を活用した職場環境の改善について、適切なものはどれか。
- a集団分析の結果をもとに、業務量の偏りやコミュニケーションなど職場側の要因を検討する
- b高ストレス者個人の問題として処理する
- c結果は改善に用いない
- d分析結果は個人名とともに公表する
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正解:a. 集団分析の結果をもとに、業務量の偏りやコミュニケーションなど職場側の要因を検討する
ストレスチェックの集団分析は、部署ごとのストレス要因の傾向を把握し、業務量の偏り・裁量度・支援体制など職場側の要因を検討して改善につなげるために行う。個人が特定される取扱いは厳禁。
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問175健康保持増進措置における「運動指導」の進め方として、適切なものはどれか。
- a健康測定の結果に基づき、個々の労働者の状態に応じた運動プログラムを作成する
- b全員に同じ強度の運動を課す
- c運動指導は健康な人だけに行う
- d運動指導の効果は評価しない
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正解:a. 健康測定の結果に基づき、個々の労働者の状態に応じた運動プログラムを作成する
運動指導は健康測定の結果に基づき、個々の労働者の健康状態・体力に応じた運動プログラムを作成して実施する。一律の強度を課すのは危険であり、実施後の評価と見直しも重要となる。
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問176治療と仕事の両立支援を進める際の手順として、最初に行うべきことはどれか。
- a労働者本人からの申出を受け、業務内容や勤務状況に関する情報を整理する
- b主治医に直接連絡して病状を確認する
- c直ちに配置転換を決定する
- d産業医の判断のみで就業制限を決める
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正解:a. 労働者本人からの申出を受け、業務内容や勤務状況に関する情報を整理する
両立支援は労働者本人からの申出を起点とし、業務内容や勤務状況の情報を整理したうえで、本人の同意を得て主治医に情報を提供し意見を求める。本人の同意なく主治医に照会することはできない。
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問177受動喫煙防止対策における屋外での配慮として、適切なものはどれか。
- a喫煙場所は、施設の出入口や人が多く通行する場所から離れた位置に設ける
- b屋外であれば場所を問わない
- c出入口付近に設けるのがよい
- d屋外での配慮は不要である
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正解:a. 喫煙場所は、施設の出入口や人が多く通行する場所から離れた位置に設ける
屋外に喫煙場所を設ける場合も、施設の出入口や人の往来が多い場所から離れた位置とし、煙が屋内に流入しないよう配慮する必要がある。屋内は原則禁煙で、喫煙室は技術的基準を満たすものに限られる。
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問178職場における労働衛生対策を検討する順序として、最も適切なものはどれか。
- a有害要因の把握 → リスクの評価 → 対策の検討と実施 → 効果の確認
- b対策の実施 → 有害要因の把握 → 効果の確認
- c効果の確認 → 対策の実施 → リスクの評価
- d順序に決まりはない
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正解:a. 有害要因の把握 → リスクの評価 → 対策の検討と実施 → 効果の確認
労働衛生対策は、有害要因の把握(作業環境測定・巡視・健康診断)、リスクの評価、対策の検討と実施、効果の確認というサイクルで進め、必要に応じて見直す。PDCAサイクルの考え方と同じ。
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問179作業環境の「明るさ」に関する管理として、適切でないものはどれか。
- a作業面の照度が高ければ高いほどよいので、可能な限り明るくする
- b作業の種類に応じた適切な照度を確保する
- c視野内の輝度の差を小さくする
- dグレア(まぶしさ)を防ぐ
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正解:a. 作業面の照度が高ければ高いほどよいので、可能な限り明るくする
照度は高ければよいというものではなく、過度の明るさはまぶしさや不快感、エネルギーの浪費につながる。作業の種類に応じた適切な照度を確保し、輝度の差を小さくしてグレアを防ぐことが重要。
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問180労働衛生管理における「健康管理」の内容として、適切でないものはどれか。
- a局所排気装置を設置して有害物の発散を防ぐこと
- b健康診断を実施し、結果に基づく事後措置を行うこと
- c健康相談や保健指導を行うこと
- d健康の保持増進のための取組を行うこと
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正解:a. 局所排気装置を設置して有害物の発散を防ぐこと
局所排気装置の設置は作業環境管理にあたる。健康管理は、健康診断とその事後措置、健康相談・保健指導、健康の保持増進(THP)、就業上の措置など、労働者個人の健康状態に着目した管理である。
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問181職場における感染症対策として、「感染経路対策」に該当するものはどれか。
- a手洗い・手指消毒の徹底、換気、マスクの着用
- b予防接種の実施
- c十分な休養と栄養の確保
- d有症者の早期発見と隔離
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正解:a. 手洗い・手指消毒の徹底、換気、マスクの着用
手洗い・消毒・換気・マスクは感染経路を断つ対策。予防接種や体調管理は感受性のある宿主への対策、有症者の隔離や消毒は感染源への対策にあたる。3つの側面から総合的に取り組む。
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問182職場の休養設備に関する考え方として、適切なものはどれか。
- a疲労回復のため、労働者が横になれる休養室等を必要に応じて設ける
- b休憩は自席でとらせれば十分である
- c休養設備は法令上まったく求められていない
- d休養室は男女共用でよい
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正解:a. 疲労回復のため、労働者が横になれる休養室等を必要に応じて設ける
常時50人以上または常時女性30人以上の事業場では、労働者が臥床できる休養室・休養所を男女別に設けなければならない。それ以外でも疲労回復のための休憩設備を設けるよう努めることとされている。
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問183熱中症の予防のための「作業要因」への対策として、適切なものはどれか。
- a作業時間の短縮、休憩の頻回化、通気性のよい服装の採用
- b気温・湿度の測定
- c労働者の睡眠状況の確認
- d健康診断の実施
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正解:a. 作業時間の短縮、休憩の頻回化、通気性のよい服装の採用
熱中症の要因は環境要因(気温・湿度・気流・ふく射熱)、作業要因(作業強度・作業時間・服装)、主体要因(体調・暑熱順化・持病)に分けられる。作業時間の短縮や休憩の頻回化、服装の工夫は作業要因への対策。
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問184労働衛生教育の効果を高める工夫として、適切でないものはどれか。
- a一度に大量の内容を詰め込み、以後は実施しない
- b実際の作業や職場の事例に即した内容とする
- c討議やグループワークなど参加型の方法を取り入れる
- d定期的に繰り返し実施する
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正解:a. 一度に大量の内容を詰め込み、以後は実施しない
一度に詰め込む方式は定着しにくい。実際の作業や職場の事例に即した内容とし、参加型の方法を取り入れ、定期的に繰り返すことで効果が高まる。理解度の確認と教育内容の見直しも重要である。
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問185職場巡視を効果的に行うための工夫として、適切でないものはどれか。
- a毎回同じ時間帯・同じ経路のみを巡視する
- bチェックリストを用いて確認漏れを防ぐ
- c作業者に声をかけ、実際の困りごとを聞き取る
- d指摘事項を記録し、改善状況を次回確認する
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正解:a. 毎回同じ時間帯・同じ経路のみを巡視する
毎回同じ時間帯・経路だけでは、特定の時間帯にだけ生じる問題を見落とす。時間帯や経路を変える工夫が有効。チェックリストの活用、作業者からの聞き取り、指摘事項の記録と改善確認はいずれも効果的。
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問186労働衛生における「有害要因」の分類として、化学的要因に該当するものはどれか。
- a有機溶剤や粉じん
- b騒音や振動
- c細菌やウイルス
- d作業姿勢や作業時間
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正解:a. 有機溶剤や粉じん
化学的要因は有機溶剤・粉じん・ガス・金属など。物理的要因は騒音・振動・放射線・温熱・気圧、生物学的要因は細菌・ウイルス等、作業条件(姿勢・時間・重量物)は作業要因(人間工学的要因)に分類される。
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問187作業に関連して起こる健康障害のうち、人間工学的要因によるものはどれか。
- a腰痛や頸肩腕障害
- bじん肺
- c騒音性難聴
- d有機溶剤中毒
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正解:a. 腰痛や頸肩腕障害
腰痛や頸肩腕障害は、不自然な作業姿勢・反復作業・重量物取扱いなどの人間工学的要因(作業要因)による健康障害。じん肺は粉じん、騒音性難聴は騒音、有機溶剤中毒は化学物質による。
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問188「疲労」と「作業能率」の関係について、正しいものはどれか。
- a疲労が蓄積すると作業能率が低下し、事故やミスが増える傾向がある
- b疲労と作業能率は無関係である
- c疲労が蓄積するほど作業能率は向上する
- d作業能率は疲労の指標にならない
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正解:a. 疲労が蓄積すると作業能率が低下し、事故やミスが増える傾向がある
疲労が蓄積すると注意力・判断力が低下し、作業能率の低下やミス・事故の増加を招く。作業量や作業能率の変化は疲労を評価する指標の一つとしても用いられる。
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問189職場における飲料水の管理として、適切なものはどれか。
- a水質基準に適合する水を供給し、貯水槽等を用いる場合は定期的な清掃・点検を行う
- b見た目がきれいであれば検査は不要である
- c井戸水はそのまま使用してよい
- d給水設備の管理は不要である
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正解:a. 水質基準に適合する水を供給し、貯水槽等を用いる場合は定期的な清掃・点検を行う
労働者の飲用に供する水は水道法の水質基準に適合させる必要がある。貯水槽等を用いる場合は定期的な清掃・点検、水道以外の水を用いる場合は定期の水質検査や遊離残留塩素の測定などが求められる。
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問190労働衛生管理の成果を評価する方法として、適切でないものはどれか。
- a衛生委員会の開催回数のみで評価する
- b健康診断の有所見率の推移を確認する
- c作業環境測定の管理区分の変化を確認する
- d労働災害・疾病休業の統計の推移を確認する
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正解:a. 衛生委員会の開催回数のみで評価する
開催回数などの実施量(アウトプット)だけでは成果を評価できない。有所見率の推移、管理区分の変化、労働災害・疾病休業統計の推移など、結果(アウトカム)の指標とあわせて評価することが重要である。
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問191職場での応急手当を行う体制づくりとして、適切なものはどれか。
- a救急用具の備付けと、応急手当ができる者の養成・救急連絡体制の整備を行う
- b救急車を呼べば十分なので体制整備は不要である
- c衛生管理者だけが応急手当を学べばよい
- d応急手当は医療行為なので職場では一切行わない
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正解:a. 救急用具の備付けと、応急手当ができる者の養成・救急連絡体制の整備を行う
職場では、救急用具の備付けと周知、普通救命講習等による応急手当ができる者の養成、緊急連絡網や搬送手順の整備といった体制づくりが重要。救命処置は一刻を争うため、居合わせた者の初動が生死を分ける。
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問192健康診断の結果、要精密検査とされた労働者への対応として、適切なものはどれか。
- a受診を勧奨し、結果を踏まえて必要な就業上の措置を検討する
- b本人任せにして特に関与しない
- c直ちに就業を禁止する
- d所轄労働基準監督署長に報告する
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正解:a. 受診を勧奨し、結果を踏まえて必要な就業上の措置を検討する
要精密検査となった労働者には受診を勧奨し、その結果と医師の意見を踏まえて必要な就業上の措置を検討する。本人任せにするのも、直ちに就業を禁止するのも適切ではない。
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問193衛生委員会で議題とすることが適切なテーマはどれか。
- a職場巡視で判明した照度不足や換気の問題とその改善策
- b個々の労働者の人事評価
- c取引先との価格交渉
- d特定の労働者の病名と治療内容
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正解:a. 職場巡視で判明した照度不足や換気の問題とその改善策
衛生委員会では、職場環境の問題とその改善策、健康診断の結果の傾向、長時間労働対策、メンタルヘルス対策などを審議する。人事評価や取引条件、個人の病名は議題として不適切である。
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問194「作業環境測定」「健康診断」「職場巡視」の関係として、最も適切なものはどれか。
- aそれぞれ異なる角度から職場の問題を把握する手段であり、結果を突き合わせて対策を立てる
- bいずれか一つを行えば十分である
- c三者はまったく無関係である
- d職場巡視だけで作業環境測定を代替できる
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正解:a. それぞれ異なる角度から職場の問題を把握する手段であり、結果を突き合わせて対策を立てる
作業環境測定は環境の状態、健康診断は労働者の健康状態、職場巡視は現場の実態を、それぞれ異なる角度から把握する。三者の結果を突き合わせることで、問題の所在と対策の方向が見えてくる。
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問195長時間労働による健康障害として、特に注意すべきものはどれか。
- a脳・心臓疾患およびメンタルヘルス不調
- bじん肺
- c騒音性難聴
- d減圧症
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正解:a. 脳・心臓疾患およびメンタルヘルス不調
長時間労働は睡眠不足や疲労の蓄積を通じて、脳血管疾患・虚血性心疾患(いわゆる過労死)やうつ病などのメンタルヘルス不調のリスクを高める。このため月80時間超で面接指導の仕組みが設けられている。
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問196職場における健康情報の第三者提供について、適切なものはどれか。
- a原則として本人の同意を得たうえで、必要最小限の範囲で行う
- b業務上必要であれば同意なく提供してよい
- c上司には自由に提供してよい
- d提供してはならない
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正解:a. 原則として本人の同意を得たうえで、必要最小限の範囲で行う
健康情報は要配慮個人情報であり、第三者への提供は原則として本人の同意を得たうえで、必要最小限の範囲で行う。就業上の措置に必要な情報は、必要に応じて加工(要否と配慮事項のみを伝える等)して共有する。
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問197職場環境の改善提案を実現につなげるための工夫として、適切なものはどれか。
- a改善による効果や必要な費用を整理し、衛生委員会を通じて事業者に提案する
- b衛生管理者が独断で設備を発注する
- c提案せずに現場で我慢する
- d労働者の意見は聞かずに進める
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正解:a. 改善による効果や必要な費用を整理し、衛生委員会を通じて事業者に提案する
改善提案は、効果と費用を整理して衛生委員会という公式の場を通じて事業者に提案するのが実効的。労働者の意見を反映することは快適職場づくりの基本的な考え方の一つでもある。
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問198作業環境における温度・湿度の管理について、適切なものはどれか。
- a季節や作業内容に応じて調整し、体感の個人差にも配慮する
- b年間を通じて同じ設定とする
- c温度のみを管理すれば十分である
- d個人差は考慮しない
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正解:a. 季節や作業内容に応じて調整し、体感の個人差にも配慮する
温熱環境は気温だけでなく湿度・気流・ふく射熱の総合で決まり、季節や作業強度、着衣によって快適域は変わる。体感には個人差が大きいため、風向きの調整や座席配置などの工夫も必要となる。
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問199労働衛生の観点から、新入社員に対して特に重点的に行うべきことはどれか。
- a雇入れ時教育により、職場の危険・有害要因と対処方法を具体的に伝える
- b教育は業務に慣れてから行う
- c教育は不要である
- d健康診断のみ行えばよい
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正解:a. 雇入れ時教育により、職場の危険・有害要因と対処方法を具体的に伝える
経験の浅い労働者は災害に遭いやすいため、雇入れ時教育により職場の危険・有害要因、作業手順、保護具の使い方、事故時の対応を具体的に伝えることが重要。雇入れ時教育は業種・規模を問わず義務である。
この問題のページ:労働衛生の観点から、新入社員に対して特に重点的に行うべきこと →
問200労働衛生管理を継続的に改善していくための考え方として、最も適切なものはどれか。
- a計画・実施・評価・改善のサイクルを回し、結果を次の計画に反映させる
- b一度対策を実施すれば見直しは不要である
- c問題が起きてから対応すればよい
- d他社の事例をそのまま導入すればよい
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正解:a. 計画・実施・評価・改善のサイクルを回し、結果を次の計画に反映させる
労働衛生管理はPDCA(計画・実施・評価・改善)のサイクルを継続的に回すことが基本。作業内容や設備、働き方は変化するため、定期的な見直しが欠かせない。他社事例も自事業場の実態に合わせて調整する必要がある。
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