特例第一種衛生管理者とは|第二種から一種への最短ルート(有害業務2科目・20問)
第二種衛生管理者の免許を持っている人は、「特例第一種衛生管理者免許試験」を受けることで第一種に進めます。受験するのは有害業務に係る2科目・20問だけで、共通3科目の解き直しは不要です。この記事では特例試験の構成と合格基準、最初から第一種を受ける場合との比較、有害業務2科目の対策方法をまとめます。
特例第一種衛生管理者試験とは
第二種衛生管理者免許の保持者を対象に、第一種との差分だけを問う試験です。第二種で合格済みの共通3科目(関係法令・労働衛生・労働生理)は出題されず、有害業務に係る関係法令と労働衛生の2科目のみを受験します。受験資格は第二種衛生管理者免許を持っていること。必要書類は公式の受験案内で確認してください。
試験の構成と合格基準
計20問・160点満点・試験時間2時間です。合格基準は通常の試験と同じ考え方で、科目ごとに40%以上かつ合計60%以上。2科目しかないぶん、どちらか一方を捨てる余地はありません。
| 科目 | 問題数 | 配点 | 40%ライン |
|---|---|---|---|
| 関係法令(有害業務に係るもの) | 10問 | 80点(各8点) | 32点 |
| 労働衛生(有害業務に係るもの) | 10問 | 80点(各8点) | 32点 |
最初から第一種か、二種→特例か
トータルの学習範囲はどちらでも同じです。分かれ目は現在の状況です。これから初めて受けるなら、勤務先の業種が第一種を必要とする場合は最初から第一種を受けるのが近道です。一方、すでに第二種を持っている人や、まず確実に資格を持っておきたい人が一種に進むルートとしては、特例試験が最短になります。
- ・これから受ける+勤務先が製造業・建設業・医療業など → 最初から第一種
- ・これから受ける+一種が必須でなく、まず1つ取りたい → 第二種でも可(後から特例で一種へ)
- ・すでに第二種を持っている → 特例第一種の一択
出題範囲は第一種の有害業務と同じ
特例試験の範囲は、通常の第一種試験における有害業務2科目と同じです。特定化学物質・有機溶剤・粉じんなどの規則、作業環境測定と管理区分、特殊健康診断、労働衛生保護具、局所排気装置といった論点が中心で、規則名と数値の暗記が主戦場になります。
対策: 有害業務2科目の専用問題400問で潰す
当サイトの第一種向け練習問題のうち、有害業務に係る関係法令200問・労働衛生200問の計400問が、そのまま特例試験の出題範囲に対応します。全問解説つき・分野別なので、規則ごとに集中して覚えられます。総仕上げには第一種の模擬試験(44問)のうち有害業務パートで到達度を確認するか、公式の公表試験問題で本番の形式に触れておきましょう。
申込と日程
特例第一種の試験も、通常の試験と同じく各地の安全衛生技術センターで実施されます。実施日・受験手数料・申込書類は年度や会場で変わるため、必ず公式サイトの最新情報を確認してください。第二種の免許取得後であればいつでも挑戦できるので、有害業務の記憶が新しいうちに受けるのがおすすめです。
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